「鍵のかかった部屋」映画化への妄想が止まらない! | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

本日、関西は台風直撃のため、JR、阪急、阪神が相次いで運休を決めるという騒動に発展しています。

そんな状態でも普通に運行を続けている地下鉄に脱帽。

それはともかく、こんな天気なのでユナイテッドシネマ橿原での応援上映は断念せざるを得ませんでした……

こんな天気でもめげずに参加していた方のTwitterが流れてきましたが、さすがに参戦人数は少なかったとのこと。

映画館のスタッフも出勤するの大変だったでしょうに、力になれずすいません。

もし来週があれば! 今度こそ!!!

今から上映を始めてくれる映画館もあります。まだまだ忍びの国は終わらない!

 

 

さて、今日の話題。

 

「鍵のかかった部屋」の原作新刊、読み終わりました!!

さすが作者の持ち味を生かした緻密なミステリーでした。まだ未映像化の2作ですが、1作は変則的なクローズド・サークルもので1作は海を舞台に沖縄から小笠原諸島を駆け抜ける壮大な作品でした。

クローズド・サークルものは正月SP、海を舞台にした作品は映画化にぴったりでは!!!

 

ドラマ「鍵のかかった部屋」は原作では「防犯探偵・榎本」というシリーズで、ドラマとはだいぶ設定が違います。そもそも榎本の性格も青砥純子の性格もだいぶ違うので、物語の骨格が原作とだいぶ変わってしまうのが常なのですね。

なのですが、この2作はドラマ化の後に書かれた作品だからか、随所に榎本=大野智化の片鱗が見えましたとも、ええ。

イルカの模様のアロハシャツに黄色いクロックスっていや貴志先生絶対に大野智意識しましたよね? と聞いてみたいのですが。

とりあえずネタバレを避けて未映像化作品の2作について、感想を述べてみたいと思います。

 

「ミステリー・クロック」

 

映像化するとき、高価な時計を借りるのが大変だろうなあ……と思った作品。

そしてトリックが非常に緻密で文章だけで理解するのが困難でした。ここをうまく映像で表現できるかどうかが鍵かと。

ストーリーの骨格は、著名なミステリー作家が所蔵する山荘に同業者であるミステリー作家や編集者などが集められ、そこに何故か青砥純子と榎本も招かれ、全員で素晴らしい時計の数々の値段当てクイズに興じてる最中に毒殺事件が発生し……的なストーリーです。

曲者ぞろいの容疑者達に誰を配役するかが気になりますがある容疑者は絶対津川雅彦だと思った(※個人的感想です)

2014年のSPドラマで榎本が原作の設定に合わせて東京総合セキュリティからF&Fセキュリティショップの店長にジョブチェンジしたので、集められる経緯などは原作通りで問題ないと思いますし原作にいない芹沢パパが青砥純子と一緒に山荘に訪れることになっても不自然ではないと思います。ただ芹沢の性格を考えると、とあるやり取りで一人だけ空気読めない選択しそうだよなと……うーむネタバレせずに感想を述べるというのは難しい。

とりあえず被害者に何の非もなかったというタイプの作品なので犯人が厳罰に処されますようにと祈らずにはいられない。

 

「コロッサスの鉤爪」

 

これはスケール的に映画でやって欲しい! マリンルックの榎本が拝めるかもしれません。設定的にニットは絶対難しいと思う! 青砥純子がつもの固いスーツからラフな服装になるだろうから、そこにドキッとする榎本とか入れてもらっても大歓迎ですよ! 原作ではそんな雰囲気微塵もなかったですが!

今回の密室は海底300メートルの距離とか音で阻まれてるとかいろいろ新鮮な内容てんこ盛りですが、榎本が「探偵役は私よりさかなクンの方が適役かもしれませんね」と冗談飛ばすシーンをぜひ映画化の際も再現して欲しい。

「ミステリー・クロック」と対照的に被害者が殺されて当然の悪人だったので、犯人頑張れと思わず応援してしまったのですが。

犯人が被害者にブチ切れたきっかけをどう映像化するかが問題なような……あれを正確に映像化したら各所から苦情が殺到しそうな気がする……

映画化を熱望しますが、普通にその通りに映像化したらPG12くらいは制限かかりそうな残酷な表現とかあるのですよねー。

ただ、ダイビングとか夜の海とかが危険がいっぱいだということはよく伝わりました。

水着姿の榎本と純子がシュノーケリングに挑戦して溺れかけた純子を榎本が助ける描写とかあるので本当にぜひともぜひとも忠実に映像化して欲しいんですが!!!

 

以上、ざっくらばんな感想でした。

もう10月も終盤になりましたし、そろそろ年末年始特番の情報が入って来てもよさそうなものですが……

年末の正月SP&映画化決定の吉報はいつ届くのか!