【ネタバレ注意】「忍びの国」を見てきました⑲ | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

セブンイレブンで発売されたコラボ商品がようやく我が家に届きました!

 

 

たくさんのぬいぐるみに囲まれて、2人並んでる無門くまとお国くまを見ていると自然にほわーっと笑顔が浮かんできました。

7/1発売分はすぐに売り切れになってしまって、何とか7月末入荷分を入手したのが5月のはじめのことでした。

あれからもうすぐ3ヶ月……「忍びの国」が公開されてから、早くも一ヵ月が経過しようとしています。

月日が流れるのは本当にあっという間だなあ、と実感です。

 

さて、「忍びの国」の感想続きです。

例によってがっつりと内容に踏み込んだ感想になっていますので、まだ見ていない! まだ内容知りたくない! という方はこの先を読まないようにお願いします!

 

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伊賀から京に向かう山の中で無門の呼びかけの元、下忍達が大集合していた頃。伊賀軍VS織田軍の戦いは混迷を極めていました。

鉄砲の物量作戦で来られた百地三太夫、長野左京亮が来ると見せかけて日置大膳の来襲を受けた音羽半六もそれぞれにピンチを迎えていましたが、一番ピンチだったのは何と言っても鯉兜武将……に見せかけて実はこちらに向かっていた長野左京亮と対峙することになった下山甲斐。

何の因果か、彼の息子である下山平兵衛は長野左京亮の元で雑兵つとめてます。どんなやり取りがあって長野軍の中に入れてもらったんだろう。

 

忍者にはそれぞれ得意分野があるようで、例えば無門の側でいつもうろうろしていた伝吾なる下忍は吹き矢の使い手でしたが、どうやら下山陣営は土遁の術を得意としてるもよう。

その他にも木の皮かぶったり布かぶって岩に扮したり、傍から見たら子どものかくれんぼかよと突っ込みたくなるのですが、まあ乱戦の中ではあれも十分な目くらましになる……のか?

岩となれー土となれーと、下山甲斐、織田軍に奇襲かける気満々で気配を殺していたのですが。謀略に長けた腹黒忍者にも一つだけ思い至らぬことが。

 

(下∀山)「敵はやはり……」

(長∀野)「うむ」

 

先行して様子を伺っていた下山平兵衛、左京亮に告げ口です。お前ついこの間まで罠にかけたとか織田軍に疑われてたんとちゃうんかいw

一体いつの間に下山平兵衛がこんなに伊勢の皆様の信用を勝ち取ったのかは謎ですが。忍びの術を知り尽くした平兵衛のアドバイスに従い、長野左京亮&その従者達、「全軍、馬を下りよ!」の指示に従って地面に降り立ちます。

 

彼らの行く先には、こふー……こふー……と地面から突き出た竹筒。もしあのまま馬で突っ込んでたら、土の中に忍んでた下山忍者達に滅多突きにされていたのでしょうが……

 

(長∀野)「突けー!!!」

(甲д斐)「まさかあああああああああああああああ!?」

 

槍を構えた伊勢軍、地面に向かって容赦なく槍を滅多突き!! 怖っ!!! これは怖いぞ!?

どすどすどすっと土の中で串刺しにされる忍者達。その合間を刀持った下山平兵衛が走り抜けながら華麗にばっさばっさと斬りまくり。ねえねえ、下山陣営の下忍達ってことは、平兵衛の知り合いだったんじゃ……誰も「はっ!」となった様子はなかったけど……

 

忍びのやり口知り尽くした平兵衛の活躍で明らかに劣勢の下山陣営。これは負けると踏んだ下山甲斐、一人だけこっそり逃げようと試みるものの、「やはり我先に逃げるかー!!!!」という怒声に渋々足を止める羽目に。

この乱戦の中、素早く逃げようとする父親を見つけた平兵衛もすごいですが、怒鳴りながら知り合いかもしれない下忍を容赦なく屠ってる姿に凄みを感じますなー。伊賀の連中は人間じゃねえって怒ってたけど今のあんたも上等に血も涙もない残酷なことしてますがな。

 

(#下д山)「これしきの兵しか従わぬとは。人を人とも思わぬ故だ。その報い、しかと受けよ!」

(甲∀斐)「……伊勢の水は、耳を悪くするとみえる」

 

久々の親子の会話。しかしその会話に温かみなど微塵もなく……

 

(甲∀斐)「この音が聞こえぬとは。おのれはもはや、忍びではない。これしきの兵とは、これのことかーっ!!!!」

 

終始劣勢に立たされていた下山甲斐、ついに逆転ののろしを上げます。終始人のふんどしで相撲を取る姿は最後の最後までぶれないっ!! それはともかく!

 

下山甲斐の絶叫に、タイミングを計ってたのかと突っ込みたくなる勢いで現れたのは、黒装束に身を包んだ下忍一同!! その中からひときわ高いジャンプで飛び込んで来たのが――

 

(下д山)「無門!!!」

(´・∀・`)「よっ! 待たせたな」

 

ついに無門、合戦の場に到着――!

唖然とする伊勢軍には目もくれず。響き渡る無門の大音声!!

 

(´・∀・`)「伊賀の者ども聞けー!! 雑兵首には10文、兜首には10貫、信雄の首には5000貫じゃー!!!」

 

京に向かう山道で下忍を鼓舞した宣言再び! そこに上忍の下山甲斐がおるけど許可取らなくても大丈夫か!! ってか小茄子の下りを省略してるけど、そのお金の出所は? って疑問に思う下忍は誰もいなかったのか!!

 

実に不思議なことに、下山甲斐はじめ、誰も疑問に思わなかったようなのです、これが。

無門の宣言にこれまで死体の陰に隠れて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしてた下忍達がいきなり盛り上がります。木、岩、土の中に忍んでた下忍達が一斉にわらわら出てくる姿はまるでゴ〇ブリのごとし! この騒動に、多分長野左京亮に次ぐこの場の地位№2? 立派な兜被った武将が「何だとー!!」的に前に出てくるわけなのですがっ!!

 

(´・∀・`)「まずは兜首10貫!」

 

ぴょーん! とジャンプ一閃!! 宙を飛ぶ無門の手から光がきらめいたかと思うと、兜の武将が崩れ落ち――

 

(´・∀・`)「この無門様がもらったあー!!!」

 

喜々として人を殺す大野智。我々は何というレアな光景を見ているのでしょう――

とかく、無門達が加わったことで負ける寸前まで追い込まれていた伊賀軍、いきなり奮起!! こうして銭がかかると何よりも強い伊賀軍の反撃が始まった――!

どうでもいいけど下山平兵衛も雑兵首になるのかしら! 弟治郎兵衛が100文だったのに大分安くなってるよ!

 

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明日も「忍びの国」を見て来ることになりました♪

上映開始から既に一ヵ月。スクリーンが少ない映画館では、そろそろ上映を終了する映画館も出てくるかもです。

見れるうちに、映画館に通い詰めますよ!!