【ネタバレ注意】「忍びの国」を見てきました⑨ | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

「忍びの国」はちょい役で出演された役者さんもSNSで積極的に宣伝して下さっています!


 

おおうこの方は!!

出番は確かに少なかったですけど、大野智ファンはみんな大注目だったあの役の方ですね(*´艸`*)

平兵衛役の鈴木亮平さんや大膳役の伊勢谷友介さん、凛姫役の平祐奈さんも!

今はTwitterにブログにインスタグラムにと、各種SNSで役者さん本人が番宣されるのが当たり前の時代になっているので、やっぱりジャニーズ事務所はちょっと遅れてるよなあ……と思ってしまいます。

ネット記事でも肝心の主演がいない写真が使われているとか、もう少しどうにかならないものかと。

もし大野智がTwitterを始めたらどうなるか?

……延々と(´・∀・`)「今日はこれ釣った」っていう釣果報告しか発信されない気がしてなりませんな(笑)

 

さて感想の続きです。例によって内容にがっつり踏み込んだ感想ですので、まだ見てないよ! まだ内容知りたくないのよ! って方はこの先を読まないようにお願いします!

 

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さて、織田軍から城を作りなされ、一日150文出します、と言われて下忍達大喜びです。

多分翌日? からがっつり城づくりに精を出す様子が描かれていますが、みんな大工仕事は本職じゃないはずなのにどんどん城が出来上がっていくのがすごすぎるwww

ちなみに中村監督いわく、真面目に働いてるように見せかけて実は完成が遅れるように地味に手を抜いてるらしいです。

冒頭で大車輪の要領でロープ巻き付けてる下忍がいるけど全然ロープの長さ変わってないし、無門もぎこぎこのこぎり使ってるけど全然切れてないしwww

改めて忍者っていうのは身の軽さとか手先の器用さとか、真っ当に働いたら普通に超有能な方々なんじゃないかと思いつつ。

このシーンで必見なのは、セリフは少ないけどいつも無門の側にいる吹き矢忍者と刀集め忍者ですよ。

ちょいと叱られた吹き矢ふっ! ですよ。

それでばたばたばたっと伊勢の武士が倒れてく様子はコメディタッチで書かれてますが、あれ冷静に考えるとすげえ怖いシーンですよね?

無門は全然驚いた様子も見せずに

(´・∀・`)「駄目だってそういうことしちゃ。仕事がなくなるじゃねえか」

しちゃ駄目、な理由が仕事がなくなるってwww

吹き矢忍者も「あ、そうか」とか言いながら「何事だ!」と寄って来た別の兵士に即吹き矢「ふっ!」ですし。

刀集め忍者は倒れた兵士から当たり前のように刀かっぱらって行くし、本当に伊賀忍者の間では人の命を奪うことについて何の罪悪感もないんだな、という様子が伝わってきます。これは多分ラストのあのシーンへの伏線……なんですかねえ?

 

で、見張りの武士が2人もお亡くなりになってるというのに特に騒ぎになる様子もなくちゃんとお金払ってくれる織田軍達も何だかな、って感じなんですが。ここで「名は?」「むもん!」って答える声がすごく可愛いので大野智ファン必聴です。

(´・∀・`)「むもん!」

ですよ。絶対表情はこの顔文字そのままだったと断言できます。

で、そんな現場にすごく場違いな色鮮やかな着物がちらり。

 

(´・∀・`)「はい!今日の手当て」

(お∀国)「ごくろう様でござりました」

 

何と現場までお国ちゃんが迎えに!! 昨日は冷たく家から閉め出してたくせに!!

ちゃんとお金稼いで来たら嫁の態度が変わるのは夫婦あるあるなのでしょうか。見たこともない優しい笑顔向けられて無門は超嬉しそうですが、ここで気になったのは、周囲の下忍達が本当にお国さんには無関心なんですよね。

このシーンに限ったことではなく、全体的に映画でお国さんは無門以外の忍者達からは無視されてます。

ここは原作と大きく違ってて、原作では無門の弱点とみなされて利用してやる! と百地三太夫達は息巻いてるし下忍達はあの女のせいで無門が汚れ仕事を引き受けなくなったと恨んでるしで、まあ良くも悪くも注目を浴びる存在だったのですが。映画では本当に見事にみんながお国さんを無視してて、そこがちょっと気になると言えば気になる。

下忍達は伊賀ではとても身分が低いので、言い方悪いけどみんな薄汚れた格好してるから、一人色鮮やかな着物姿のお国さんてめっちゃ目立つんですけどね。しかもあんな超美人。モラルも何もあったもんじゃないあの時代、無防備に突っ立ってたらいつ山賊に襲われても文句言えねーぞ! って感じなんですが……そこはやはり、無門の女、ってことで、みんなから遠巻きにされてたってことなんでしょうなあ。

あの女に手を出したら無門に殺される!(※比喩ではない)ってことで、みんな意識的に関わらないようにしてた? と思ってるのですが。さて真相はいかに?

 

まあそんな感じで、銭稼いで来たらころっとお国さんの態度が変わって職場に迎えに来てくれるまでになりました。

織田軍は羽振りがいいのね、これなら約束の40貫もすぐね♪とお国さんは上機嫌だけど、無門は浮かない顔。

城作りはいつかは終わっちゃうしなー……ってそれはまあ、ごもっとも。お国さんが機嫌よく笑ってくれる今が幸せだからこそ、また冷たく睨まれて閉め出される生活には戻りたくないんだろうなあ……

ところで40貫もすぐね♪ ってお国さんは言うけど、実はそうでもない。

40貫=40000文で、一日の手当てが150文だから、40貫稼ぐためには267日働かないといけないんですよね。土日休みで盆休み年末年始休みの民間企業が大体220日くらい? 勤務してることになるからなかなかのブラックだよなあ……でもお金もらってるときまだ外が明るいから、勤務時間はそこまで長時間じゃないのか? とか無駄にいろいろ考えてました。

 

――で、まあそんな感じで2人仲良く(?)帰路についている最中、無門とお国さんは運命の出会いを果たすことに――

 

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今日の感想ここまで!

本日も「忍びの国」見てきましたが、スクリーンはちっちゃくなってましたけどなかなかの盛況ぶりでしたよ!

このまま夏休みまで今の上映回数を維持していきたいところです! 連休中に後1回は行きたい!