台風が過ぎ去ったら一気に涼しくなりましたね。
密閉されてる部屋の中はあったかいけど一歩外に出たら空気が冷たくて夏も終わるなと感じてます。
鮫島の中の人のラジオでは、映画の撮影も既に佳境とのこと。
10月に入ればツアーの準備で忙しいでしょうし、年末年始に向けて特番もラッシュでしょうし、あっという間に一年が過ぎ去っていきますね。
……で、鍵部屋4話の感想です。
4話にして初試みだと思うのですが、容疑者が2人いて、ぎりぎりまで犯人がどっちか迷うような演出が新鮮でした。
1話~3話までは、「犯人はこいつしかありえない!」って状況で、いかにしてその人物が密室を作り出したのか? って筋書きでしたが、4話の場合は密室トリックに加えて犯人当ても楽しめたお話しでした。
いつもの意味深オープニングトークでは、今回の事件では「思い込み」が重要キーワードらしいですがはてさて?
2話では芹沢のプライベートマンションが出てきましたが、4話では青砥純子嬢の住まいが紹介されました。
榎本の住まいもいつか紹介してもらえるのかな? ってワクテカしてたらその思いは盛大に裏切られることになるのですが(※最終回参照)
さておき、芹沢のマンションがいかにも「金かかってます!」って感じの超高級マンションだったのと対照的に、純子のマンションはごく一般的な一人暮らし用のマンションでしたね。
多分1DK? 1LDK? 都内だったら家賃は10万くらい? ベテラン弁護士と新人弁護士の給与の違いだなあ、としみじみ。
本日は芹沢と純子は別行動をしていて、芹沢は社内で雑誌社からインタビュー受けてて純子は多分休暇中? すっぴんに眼鏡で髪を下ろしてる姿が新鮮。今、見直して思ったんですが「海月姫」の主人公に何か似てる。別人ですけど。
いやそれはともかく、今回、事件に巻き込まれるきっかけを作ったのは純子でした。
突如鳴り響く芹沢の携帯。
助けて! の悲鳴にインタビュー放り出して駆けつける芹沢。
ドアの前にうずくまる純子。一体彼女の身に何が起きたのか……!
――でゴキジェット片手に床に這いつくばる芹沢を見て「ずこーっ」ってなりましたよwww
どこの世界にゴキブリが出たくらいで上司を呼びつける部下がいるんだwww
芹沢もそんなことで駆けつけるなよwww パシリじゃないんだからさwww
ここで純子が「助けて」って電話かけた相手が榎本だったらなーとか妄想したこともありました。ええありました。
でも榎本だったら駆けつけてきてくれたかは微妙です。冷静に「何が起きましたか」って聞いて、ゴキブリが出たって返事に「ゴキブリは特に毒を持ってはいませんから放っておいても害はありません。では」で電話切られそうな臭いがひしひしとするな!! そんな榎本と純子の関係がまた妄想を掻き立てるのだが!
失礼、話がそれました。
ともかく、そういう経緯で純子と芹沢が合流し、2人で外に出たところを、今回の容疑者の一人につかまることになったわけです。正確に言えばつかまえたのは管理人のおばちゃんだけど。
実は、純子の部屋の真上に住んでいた男性が、しばらく前に亡くなった、と。
その男性は可愛い可愛いペットを飼っていたのだが、男性の奥さんがペットの世話をしない、と。
それなら、そのペットは自分が引き取る!と申し出たのに、奥さんはペットの引き渡しを拒否してるので何とかして欲しい……
なる相談を持ち掛けて来た、「僕、ヲタクです」と全身でアピールしてる男性、古溝さん。
この方の頼みで、純子と芹沢は渋々と亡くなった男性の実家に出向き、奥さんと話をすることになったのです――
って経緯を律儀に榎本に報告にくる純子と芹沢です。すっかり仲良しだな。
純子達が話を聞き出したところ、奥さん(亡くなった旦那さんも)は古溝さんのことが嫌いらしい。わからんでもない、あんなキモヲタ(←暴言)
可愛いペット達は主人の大切な形見! あんなキモヲタに渡したくない! というのが奥さんの主張ですが、それについて榎本は顔に疑問符。
何で大切な形見のペットなのに、世話をしてやらないのか?
答え:大切な形見のペットが蜘蛛だったからでーす☆彡
すいません、このシーン直視するのが大変きつかったですorz
蜘蛛嫌い! あんま好きって人はいないと思うんだけど!
とかく、ペット=蜘蛛だなんて知らなかった純子と芹沢、やたら厳重な鍵と隙間という隙間を埋め尽くされた部屋に若干疑問を抱きつつ、無防備に裸足で部屋に踏み込んだことを大後悔ですよ!!!
とりあえず、もともとは古溝さんのペットで預かっていた2匹だけは返す、ってことで現場に立ち会ったわけですが、「はーい先生達に挨拶しようね~~♪」って掌サイズのタランチュラを見せられたお2人には本当に同情しますよ!
あれ本物だったのかな……本物だったとしたら古溝役の役者さんに敬意を表したい……
んで、そんなやり取りを経て、この蜘蛛達のご主人様が亡くなった経緯が明らかに。
何でも、被害者は蜘蛛のエサやり中に噛まれて蜘蛛の毒が回って死んだらしい。「飼い犬に手を噛まれる」ってことわざはよく耳にしますが飼い蜘蛛に噛まれて死んだってのは初耳ですな。
タランチュラって見た目が派手だけど、そんな強い毒は持ってなかったんじゃ? とは榎本の弁ですが何でそんな知識を持ってるんでしょう。榎本の知識の元が気になる。
ま、それはともかく。確かに大部分の蜘蛛は大した毒は持ってなかったらしいですが、一匹だけとんでもない蜘蛛がいたもよう。
その名もクロドクシボグモ。一匹で80人は殺せる世界最強の毒をもつ毒蜘蛛らしい。何でそんな物騒な蜘蛛を個人が飼ってるんだ!!
いったん噛まれたらまず助からないだろうね~~って話す古溝はごっつ楽しそうですが被害者はあんたの友達ちゃうんかい。こいつが犯人か、そうなのか!
まあともかく、そんな恐ろしい蜘蛛さんにピンセットでエサやろうと水槽の中に手をつっこんだらがりっと噛まれて被害者は昇天したらしい。事故だったとしたら間抜けすぎるw
被害者だってその蜘蛛の恐ろしさは知ってただろうにね? という疑問が渦巻くものの、世の中、どんなベテランでもどんなプロでも「うっかり」はあるもの。
実際、エサやろうとしたらしきピンセットが水槽の中に突き刺さってるし、警察はあっさり事故と判断したらしいです。
なのに何でそんなおそろしい蜘蛛が放置されてるんだ? 普通回収するだろ? 人を噛んだ犬は保健所が連れて行きますよ???
というのがわたしの疑問だったんですが残念ながらこの疑問には芹沢も古溝もついでに榎本も誰も答えてくれなかった。何でや。
まあともかく、被害者が死んだことを対して悲しんでないらしい古溝、蜘蛛ちゃんにエサあげなくっちゃ♪ とるんるん気分でコオロギの水槽に向かいます。タランチュラのエサってコオロギなんか……コオロギをどうやって食べるかなんて説明はいらない……
あれ、お前ら意外と元気そうだな? ……ってコオロギに向かって話しかけてるあのシーンが、実は重要な伏線だったなんて誰が思ったでしょうか。
――で、シーンが切り替わって再び榎本のターン。
そんな毒蜘蛛取り扱うにしちゃ、エサやろうとしてうっかり噛まれる(素手で水槽に手をつっこむ)なんていくら何でも迂闊では? の疑問に、珍しく芹沢がそうそうその通り!と食いついてきました。
いつもだったら「事故だ自殺だ事故だ」って密室を否定してくるのに何でや。奥さんが美人だからか?
そんな芹沢ですが、今回は珍しくまともなことを言いだします。
水槽の中に、いかにもエサやりの途中の事故……って感じでピンセットが刺さってたけど、あれがそもそもおかしくないか?
普通、うっかり手を入れて毒蜘蛛に噛まれたら、慌ててピンセットを放り出しそうなもんだが? そもそも、エサやり用にはそれ専用の特殊なピンセットがあるのに、何で普通のピンセットでエサをやろうとしてた?
おお! 今回の芹沢パパは何か鋭いぞ!
しかし残念ながらパパの推理も結局そこまで。
喜々として報告したものの、「それだけじゃ決め手にならん」とあっさり引き下がってまいます。
警察も事件性なしって判断しちゃったからね~~の言葉に榎本くるり。
榎本「その根拠は?」
芹沢「部屋は、完璧な密室だったからさ」
(´□_□`)✧キラーン
ってなったよね!? 絶対なったよね!!?
指すりすりのおなじみポーズで「事故ではなかった可能性があります」と言い出す榎本です。
芹沢とはまた別の視点から、水槽の中にピンセットが落ちてたのはおかしい、との指摘。
エサをやるために水槽に手を入れたのなら、水槽の中にはそのエサたるコオロギも落ちてないとおかしい。でも水槽の中には蜘蛛と流木とピンセットだけ。タランチュラはコオロギを食べるとき中身だけ吸い出す(By古溝)ので、その後蜘蛛が食べちゃったとしてもコオロギの皮は残ってないとおかしいというグロい指摘。思い出させんなw
まあともかく、そんな感じで、榎本径、蜘蛛だらけのお部屋に出陣です――
それより事件現場が純子のお部屋の真上!!!
調査にかこつけて、榎本が純子のお部屋にお邪魔とか、そういうエピソードはないの!!? と、放送当時そっちに食いついてたのを思い出しますなあ。
その期待はまあ半分当たって半分外れるわけですが……
というわけで今日はここまで!
再放送も本日、いよいよ最終エピソードに突入。
明日、木曜日に最終回の前半、金曜日はお休みして月曜日に再放送最終回!!!
あーその後、また一話放送されないかなーノーカットでー、とか無茶な期待を抱きつつ、関西の再放送がもうすぐ終わりそうな中、別の地方でも再放送が始まったらしい、という報告を見かけました。
そして嬉しいことに、「鍵のかかった部屋」の再放送で大野智のファンになった、という声も!!
その声が放送局に届いて鍵部屋続編の企画が進みますように!!