「鍵のかかった部屋」のPart2はあるのだろうか? | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

これまで塩対応決め込んでた関西テレビが、「鍵のかかった部屋」の再放送をしてくれることになりました。

フジテレビが過去のドラマの再放送を始めるときというのは、そのドラマの続編とか、あるいはそのドラマの主演、準主演がフジテレビで新たにドラマの主演を務めることになり、応援の意味を兼ねての再放送であることが多いのですが。関西テレビはあくまでも系列局なので、新しいお仕事の予感!? とは関係ないのかなあ、と、冷静に考えてみます。

ちなみに火曜10時の枠は関西テレビ作成です。なのでこの枠のドラマの主演が決まったのならもしかしたら!?

今はミサさんこと波瑠さん主演の「ON~異常犯罪捜査官 藤堂比奈子」を放送してますね。10月期からは10時→9時に移動して、裏のTBSとのドラマ対決を避けるそうですが、10時枠だと裏で30分程度、NHKの相葉さんの番組とかぶることになったので、9時枠なら大野智主演もなくもない!?


まあ、それはともかく。


2012年4月期放送の「鍵のかかった部屋」は、かなり評価の高いドラマでしたよ。

そのクールでは文句なく視聴率トップでしたし、DVDやブルーレイの売り上げは史上初の総合1位を獲得してますし!

2年の時を経て放送されたスペシャルドラマでも、その年のフジテレビ全体の視聴率でかなり長い間トップを走ってました。

この枠は、その前が18時~21時までVS嵐の3時間SP、さらにその前はこたつDE嵐などやっぱり嵐関連の特番が放送されていて、7時間以上連続嵐! な枠なのですが。

前枠のVS嵐より視聴率を上げたドラマは、この「鍵のかかった部屋SP」だけでしたよ、確か。


つまり! 何が言いたいのかと言うと!

こんなに評価高かったんだから、鍵部屋Part2があっても不思議じゃないよね!? ってことなのですが!


連続ドラマの最終回は、影も残さずエスケープという何とも続編作りにくそうな終わり方してたのですが。

SPにてしれって戻ってくる(しかも結果として原作の設定に合わせて来た)展開を迎えたことで、続編のハードルは下がったと思っているのですが。

もし何か続編を作れない事情があるとしたら、それは何か?


ずばり! 原作がもうない!!!


これに尽きると思うんですよねw


どうも原作者の貴志先生は、ことのほかドラマの鍵部屋を気に入ってくれたらしく、自らカメオ出演し、まだ公に公開前のトリックをSPに提供してくれたらしいのですが。それって裏を返せばもうドラマに提供できる原作がなかった、ということになるわけで。

わたしは原作者のファンだから知っていますが、この貴志先生という方は、小説家としては本当に素晴らしい実力をお持ちの大先生だと思うのですがいかんせん筆が遅いのですw

いろいろ抱えてる小説を放り出して鍵部屋の新作に取り掛かってくれたくらいですから、多分本人も続編に乗り気だと思うのですが。

現時点でストックはまだ2本……Part2をやるには、例えその2本を前後編にするとしても後3本以上は新作が欲しいところです。

Part2よりは、SPドラマか映画の方が現実的かなあ、と思っているのですが、来年の年始ドラマに鍵部屋SP2が来る可能性はあるでしょうか?


2010年―最後の約束(嵐)

2012年―もう誘拐なんてしない(大野智)

2013年―ラッキーセブンSP(松本潤)

2014年―鍵のかかった部屋SP(大野智)

2015年―大使閣下の料理人(櫻井翔)

2016年―坊ちゃん(二宮和也)


バランスを考えると次は相葉さんなんですが、大野智3回目の新春ドラマスペシャルはあるか!?


ちなみに、同じように小説が原作の一話完結謎解きドラマだった「謎解きはディナーの後で」は、連続ドラマ、スペシャルドラマ、映画と展開されていきましたが、連続ドラマの一部とスペシャルドラマと映画はオリジナル作品でした。

鍵部屋もオリジナルやればいいじゃないか、と思うのですが(何しろ設定がかなりドラマオリジナルでしたし)

ドラマ化に当たって、貴志先生は「設定やストーリーはどう変えてくれても構わないがトリックは小説そのままにしてくれ」と要望を出したと聞きます。

自分の考えたトリックにこだわりあり、とすると、オリジナルは先生の許可が下りないのかもなあ、と思いました。


そういえば小説の新刊はいつ出るんでしょう。

まだ文庫に収められていない小説は、本一冊分くらいの分量はたまっていると思うのですが……

もしや、鍵部屋の新刊が出るときが、スペシャルドラマ(or映画orドラマPart2)の作成発表か!?


鍵部屋落ちとして、再放送が決まったということはまだまだ視聴者の要望が局に届いている証拠と信じ、いつまでも続編を祈り続ける次第です。