さてさて、ドラマの感想としてはまた間が空いてしまいましたよ。
この感想も今日含めて後2回くらいで終わってしまいそうです。
「世界一難しい恋」、ラストスパート行きます!
えーせっかくミサさんとのわくわくドキドキ同棲生活が始まったのに、ミサさんが朝、エプロンつけて朝食作って2人でテーブル囲むという絵に描いたような幸せ生活が始まったのに、何やら浮かない顔の鮫島。
美咲には何でもない、と言ったものの、何でもあるのは一目瞭然。出社後、社長室を無駄にうろうろうろついて舞子秘書からまで「何かあったのか」と問われる始末です。構ってちゃんか。
鮫島「これまでミサさんのよそゆきの料理しか食べたことがなかったからスタンダードな料理に問題が潜んでいるとは思わなかった」
秘書「料理上手じゃなかったんですか?」
鮫島「腕はぴかいちだ。問題は、好みの違いだ」
多分誰かに訴えたくて仕方なかった鮫島、舞子秘書に問われて待ってましたとばかり美咲との「好みの違い」とやらを列挙です。
・ご飯の固さ
・卵の固さ
・納豆のかき混ぜ方
・食器を洗うタイミング
しょーもなっ!!!!
今日目についただけでも片手に収まらないとか言ってるけど片手に収まってるやん! というツッコミはともかくとして、そんなのちょこっと「目玉焼きは半熟が好きだな」と言えばいい話じゃん! 納豆なんか小分けにして各自でかき混ぜろよ! 食器なんか自分で洗え!
……というのが独り身の感想だったのですが、Twitter上では「わかるー!」「あるよねささいな好みの違いー!」という意見が大多数でした。
どうやら、既婚者の皆様にとってはかなりのあるあるだったもよう。
気のせいかわかりませんが、聞かされた秘書も若干呆れてたような気がしなくもない。
秘書「全て我慢なさるおつもりですか?」
鮫島「当たり前だ! 俺は自分の欠点を直すと決めたんだ! それが同棲の条件だ!」
と強がる鮫島でしたが、朝の数時間だけで相当にストレスたまってますよあの顔は。
ほんまに我慢できるんかいな。
ちなみに朝は主に朝食の好みの違いであーだこーだ言ってましたが、夜は夜で
・バスタオルを洗うタイミング
・靴下の畳み方
などが気になるもよう。靴下なんか自分でたためよ。ってか何で当たり前のように家事の一切が美咲の役目になってるんだ。
……と思ったのですが、多分同居に当たって家賃、光熱費、食費は全額鮫島の負担になってるはずなので、その分を家事でお返し、って意味ですかね?
・ちょっと気になったこと
鮫島→食器は使ったらすぐに洗いたい、バスタオルは一日使っただけでは洗わない
美咲→食器はある程度ためて一気に洗う、洗濯は毎日まめに
何か組み合わせが矛盾してない?? 鮫島が食器すぐ洗いたいバスタオルは使ったら洗いたい、美咲は食器も洗濯もためて一気に洗う派、じゃ駄目だったんでしょうか。
鮫島の中の人が、バスタオルは数日続けて使うって言ってたから合わせたのかな?
で、何気に靴下の畳方が一番イラついてるみたいな鮫島ですが、さて、いつまで我慢できるのか……
――の一週間後。
美咲より先に帰宅した鮫島。ちゃんと「ただいま」って言ってるのね。
誰もいない家に帰宅してまっすぐキッチンへ――朝食の後、片づけられてない食器を目撃。
怖っ!!!!!
成瀬が、赤い部屋で復讐誓う成瀬領が降臨してましたよ!!!
気になるなら自分で洗えよ! とTwitterでツッコみの嵐だったのですが、何故か食器見つめたまま微動だにしない鮫島。
しばらくして美咲帰宅。「ただいま」と挨拶してるのに鮫島ガン無視。その様子に、美咲は心配そうな顔で……
美咲「レイさん、大丈夫ですか?」
鮫島「ん、何がだ」
美咲「すごい我慢してません?」
ばれてるしw そりゃばれるわwww 明らかに機嫌が急降下してるもんwww
案の定、美咲から「絶対我慢してますよね。正直に言ってくれませんか?」と突っ込まれ、鮫島、あっさりブチ切れ。
鮫島「してるよ。正直、我慢してるよ。でも、我慢できないほどのことではない」
明らかなるやせ我慢ですなw そんな鮫島に、美咲はやれやれ。ついには「自分の家に戻りましょうか?」と提案です。短い同棲生活だったねえ……
鮫島「え、どうして? 意味がわからない」
えーっΣ
そんだけ不機嫌まき散らしておいて、美咲がいなくなるのは嫌なのか!?
という視聴者の疑問はそのまんま美咲の疑問だったようで、「そんな我慢してまで一緒に暮らす必要あるの?」とばっさり。そーだそーだ。そんな不機嫌な顔見せつけられる方の身にもなれー
……が、ここで鮫島、驚異の粘りを見せます。
鮫島「一緒に暮らしたいから、我慢してるんだよ。何でも思い通りにしないと気が済まない、俺の欠点が嫌だったんでしょ? だからそれを直そうと我慢してるんだよ。それの何がいけないの?」
おおお……
何と……あの俺様だった鮫島が、美咲のためにここまで……恋は人をここまで成長させるのですね……何かちょっと感動……
美咲「日に日に不機嫌になっていくレイさんを見るのは辛いです」
鮫島「わかった。なるべく、不機嫌さを悟られないよう努力する! これで文句ないだろう!」
美咲「だから、別々に住めば、余計な我慢しなくても済むじゃないですか」
鮫島「我慢しても同棲したいんだよ!!!」
鮫島、魂の叫びです。愛だなあ……
えーここから、頭が切れて口が達者な人間同士が口喧嘩をするとこうなる、という見本のような言い争いが繰り広げられます。
美咲「そこまでしてわたし達が一緒に暮らすメリットがありますか?」
鮫島「恋人同士が一緒に暮らす話をしているのに、メリットなんて冷たい言葉を使わないでくれないか?」
美咲「メリットが冷たい言葉だという認識がわたしにはありません」
鮫島「じゃあ感覚の違いだ。好みの違いだけじゃなく感覚の違いまで出て来た!」
鮫島相手に一歩も引かない美咲すげーまじすげーw
放っておいたら朝まで討論が続きそうでしたが、鮫島が何気なく口にした「好みの違い」に、美咲、敏感に反応します。
どうやら、鮫島の「我慢」の内容に、薄々察しがついたもよう。
わたしはここで心から安堵しましたよ。美咲が頭のいい女性でよかった、って。でなかったらこの不毛な言い争いに決着がつくことはなかっただろう……
まあともかく、この一言をきっかけに言いたいことがあるならはっきり言えや! だって言ったら俺我慢できない男って思われるじゃん! そしたら君出てっちゃうでしょ!? という無駄な押し問答が繰り広げられますが、美咲より「わかったわかった同棲解消するなんて言わないからとにかくさっさと本音を吐け」的に宥められてどうにか鮫島の本音を引き出します。
何かあれです。「怒らないから正直に言いなさい!」ってママが子供叱るときのあれを思い出しましたよw
さて鮫島は最初に何を訴えるんでしょうね。やはり靴下か? それとも納豆か?
鮫島「まず何より、ミサさんに言いたいのは、同棲までしているのに、いつまで敬語でしゃべり続ける気だ!?」
えーっΣ
まず訴えるのがそこなの!?
これは絶対気のせいじゃないと思うんですが、聞かされた美咲も「はあ?」みたいな顔してますよ。そりゃそうだ。鮫島の裏の裏まで見せられてきた視聴者だってびっくりだ。
鮫島「そのよそよそしさがどれだけ俺を傷つけているか!(ジタバタ)」
美咲「わかった、じゃあ今日から敬語はやめる。これでいい?」
鮫島「いや何か思ってたのと違う! 気の強い学級委員の要素があまりにも強すぎる! いったん敬語に戻ろう」
どっちやねんwwww
多分ここで美咲は悟った。真面目に相手したら駄目だ、と。
あきれ果てて「はいはいわかりました」と席を立ってしまう美咲の後を追いすがって、敬語の頻度は10しゃべったら1ため口くらいで! とかお願いにあがる鮫島です。
視聴者は思った。真面目に2人の将来を心配した数分を返せ。
思ったより長くなったので次回に続く!