7/4は大野智ファンにとっては特別な日なのです。
8年前の7/4、成瀬領がこの世に初めてお目見えした日なのですから。
大野智初主演ドラマ!
同じジャニーズの生田斗真とW主演で、復讐に燃える悲劇の弁護士という難役にチャレンジし、見事にその爪痕を残したあの名作ドラマ、第一回が8年前の今日だったらしいです!
……ってことを今日、Twitterで知りました
(※偉そうなこと言ってますがわたしは鍵部屋落ちなので当時のことを知りません)
えー毎年7/4から「魔王」を一話ずつ見ていく「魔王フェス」という非公式の集いがあるようですね。
何分、定時で帰れるとは限らない仕事に就いているため、初回から参加できたことはないのですが。
「鍵のかかった部屋」で大野智の魅力に気づき、次に見たドラマが「魔王」でした。
近所のレンタルショップでは一度に五本までしか借りれなかったので、とりあえず「魔王」のDVDを5本借りて。
寝食忘れて一気に5本見て、即座にラストとなる6本目を追加で借りに行ったことを覚えています。
「世界一難しい恋」の鮫島零治とは何もかも対照的な成瀬領。
ラブコメの「セカムズ」は見ていてとても楽しかったです。
誰も悪い人がいなくて、みんなが鮫島零治を応援していて、視聴者も頑張れ頑張れって手に汗握りながら美咲との仲を応援していました。
対照的に、「魔王」は見るのに少しばかりの覚悟が必要になります。
容赦なく人が死にますし、穏やかな笑顔を浮かべる成瀬領が裏で恐ろしく冷酷な表情を見せているギャップに度肝抜かれましたし、復讐を遂げてほしいと思う一方でしおりさんと幸せになってほしいというジレンマにも苦しみました。
考えても仕方ないことなんですが、鮫島零治が成瀬領と出会ってたら何て言ったかなあと考えることがあります。
前にちらっと妄想で書きましたが、もし鮫島零治が、ホテルの顧問弁護士として成瀬領を雇った……なんて展開があったとしたら?
※※※ 以下妄想 ※※※
鮫島「成瀬先生は、結婚は?」
成瀬「……いえ、独身ですが」
鮫島「そうか。彼女はいないのか?」
成瀬「いえ……」
鮫島「彼女はいいぞお。人を好きになるってのは素晴らしいぞ。家に帰って、誰かがお帰りと言ってくれる生活は素晴らしい。成瀬先生も早く相手を見つけるといい。いい人はいないのか?」
成瀬「いえ、私は……僕には、愛なんて必要ないんです」
鮫島「は? 必要? 何だそれは?」
成瀬「……はい?」
鮫島「人を幸せにしてくれるのは、大抵、人生において不必要なものだ。ホテルなどその最たるものだ。ただ旅先で体を休めるだけなら、豪華な調度品も過度なサービスも必要ない。プライバシーを守れる個室にベッドが用意してあればそれで充分だ。だが、その部屋が清潔で、ベッドが快適で、サービスが充実していて食事がうまければ、それだけ泊まった客は幸せな気分になれる。『幸せ』というのはそういうものじゃないか?」
成瀬「…………」
鮫島「俺は何か、おかしなことを言っているだろうか?」
成瀬「いえ……いえ、鮫島社長のおっしゃる通りだと思います」
※※※ 妄想ここまで ※※※
うーん駄目だ。鮫島では成瀬領を説得できる気がしないw
(でもひでおを忘れて僕だけが幸せになるわけにはいきませんから)で完だ。
どんな「たられば」を駆使すれば成瀬領に幸せなエンディングを迎えさせることができるだろうか……
榎本径だったら互いに「…………」の応酬で終わってしまいそうですし。
またいろいろ妄想してみたいと思います。