セカムズの無い水曜日。
美咲が出るというのでフジテレビのホンマでっか見てました。
視聴率的な意味でセカムズに苦汁をなめさせた番組ですがいやー笑った笑った。
美咲ー次のドラマも応援してるよー(´;ω;`)ウゥゥ
前回の続き。
美咲のおじいちゃんが残してくれた土地に2人でやってきた鮫島と美咲。
最高のロケーションで延々と草むしりしてると、さすがに間が持たなくなったのか「しりとりでもするか!」と提案する鮫島。
このシチュエーションは4話のオマージュ?
ちょっと間が空いて、いや気にしないでくれ! という鮫島に美咲からまさかの返答!
美咲「レ・ミゼラブル!」
鮫島「!? 相変わらずのしりとり偏差値だ」
最初、気づかなかったんですけど。これ、鮫島の「気にしないでくれ」からの「レ・ミゼラブル」だったんですな!
実は最終話のセカムズクイズがしりとりで19番目に出て来た単語! だったんですが、この「気にしないでくれ」をカウントしてなくて間違えた方が多数いらっしゃったもよう!
そんな感じで、この後、「この二人、語彙力高いな」と感心する高度なしりとりが繰り広げられます
鮫島「ルミノール反応」
美咲「ウィンストン・チャーチル」
鮫島「ルクセンブルク」
美咲「くちびる」
鮫島「!!?」
反応しすぎwwww 欲求不満かwww
多分、多分ですが、このときの美咲は「る攻め」というしりとりの基本テクニックを駆使しただけと思うのですが。
この「くちびる」が思うに鮫島に火をつけたと思われます。
鮫島「ルービックキューブ」
美咲「武士道」
鮫島「ウコンエキス!」
美咲「スマホ」
鮫島「ホッチキス!」
美咲「砂場」
鮫島「梅肉エキス!」
ここでたまらず吹き出す美咲。「る攻め」とか「り攻め」はよく聞くけど「キス攻め」って新しいw
鮫島「何がおかしい!」
美咲「さっきからキスで終わる単語ばっかり」
鮫島「無意識のうちに口が欲してしまったんだろう」
美咲「何ですかそれ(笑) そんなこと言ったって、絶対しませんよ」
鮫島「!!! あ、当たり前だろ! みみみ見くびるのもいい加減にしなさい!」
下心丸出しの男がキス攻めとか冷静に考えたら超怖い光景なんですが、それを笑える微笑ましい光景に仕上げるのが鮫島零治のすごいところです。
2話で鮫島が美咲には外国人の恋人がいると聞かされて、動揺して部屋飛び出してホッチキス借りて帰るっていう謎の行動があったんですけど、これって「だって外国人の彼氏がいたってことはキスとかしてたんだろ!?」からのホッチキスだったのかーと今更納得。
本当に隅々まで考え抜かれた脚本ですなー。
ところで、ここのやりとり
美咲の「そんなこと言ったって絶対にしませんよ」からの鮫島の「見くびるのもいい加減にしなさい」の流れ。
この意味、実は巷でいろんな解釈が出てたのご存じでしょうか?
美咲のセリフに関してなんですけど、この「絶対しませんよ」というのは
①「(7話みたいにわたしからキスするの待ってるかもしれないけど)絶対しませんよ」
②「(どうせキスする度胸なんてないんですよね?)絶対しませんよ」
キスはダメ、と牽制してるのか? それともキスするならあなたからしてきなさい、と誘ってるのか?
そして鮫島は美咲の意図に気づいているのか?
①「(おじいさんが残してくれた土地で、そんなはしたない真似するわけないだろう)見くびるのもいいかげんにしなさい」
②「(あんなことがあってなお君からのキスを待ってるなんてそんなわけないだろう)見くびるのもいいかげんにしなさい」
さあどっち?
まあ実際のところ、正解は脚本家にしかわからないことではありますが。
台詞一つにとっても多種多様な解釈ができる、何回見ても楽しめる、本当に素晴らしいシーンだなあと思います。
かーらーのー
美咲「スリランカ」
鮫島「カナダ」
美咲「大英帝国」
鮫島「口づけ」←欲望駄々漏れw
美咲「警戒態勢」←女の子らしい牽制ですねv
鮫島「いさなみすやお」
美咲「汚名返上(にっこり)」
この「汚名返上」って言い方が好きです。可愛らしくて優しいんです(´;ω;`)
いろいろあったけど、まあ主に7話とか7話とか7話とか
へたれで10も年上のくせに自分からはなかなか攻められない鮫島のこと、許してくれたってことですよね
多分その気持ちは鮫島に伝わってる!
鮫島「ウルグアイ」←手でハート!
美咲「いさなみしほ」
鮫島「本音」←!?
美咲「寝癖」←いさなみ先生?
鮫島「接吻!」←言った、言った、言いおった!!?
そのちょいと前に出た「口づけ」も大概ですが、また古風な単語で締めたもんですなー。
それこそ本音駄々漏れでしりとりを終わらせてしまった鮫島。言った後で「しまった!」な顔しつつ、「あ、んだ! 俺の負けだ!」ってわたわたとごまかそうとする姿が愛おしいというか。
そんな鮫島を、じーっとじーっと見つめる美咲。そして……
鮫島「んーっ」
※イメージ画像※
何か、こう、もうこれ以上我慢は無理! って感じの可愛いキスでした。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
鮫島よくやったよくやった!
目をつぶって、四つん這いになっての「ちゅっ」よりは「どんっ!」って感じのキスシーンに、よく歯と歯がぶつからなかったな、と感心したもんですが!!
結構な勢いのキスに思わず尻もちをつく美咲。最初は驚きで目をまん丸にしてた美咲も、自然と目を閉じて――
鮫島「っ!!」
何故そこで飛びのくwww
実況では「いけー! 押し倒せー!」の嵐だったこのシーンですが、ここでがばっ! といかないのが鮫島零治なんでしょうね。
「うわ、できた!」って感じで呆然と見つめる鮫島、じーっとその視線を受け止める美咲。やがて二人は言葉もなく立ち上がり……
あー……このシーン綺麗だった……(iДi)
あのギャグっぽいキスだけで終わりかな。「キスします!」って本人があれだけ公言してるくらいだからどうせギャグだよね。まあちゃんと唇のキスだっただけ進歩かな……とか思っちゃってごめんなさい……
立ち上がる2人、歩み寄る鮫島、自然と美咲を抱きしめれば、美咲のそっと鮫島の背中に腕を回して……
そうそう、ここハグ返してもらえてよかったね! 9話のラストでは美咲棒立ちだったからね!!
ぎゅうっ、とハグした後、海をバックに逆行のキスシーンは、今まで見て来たドラマの中で一番美しいキスシーンでしたよ……!!
鮫島あああああああああああああよかったねえええええええええええええええ!!!!(号泣)
――シーン切り替わり車中。何か悟りを開いたかのような微笑みを浮かべる鮫島。余談ですがここの鮫島の笑顔がやけに眉毛太かったんですけど気のせいでしょうか。
前回薔薇を渡せなかった場所で美咲を下ろす鮫島。というか完全にこれ4話のシーンのオマージュですよね?
鮫島「忘れ物がないか、一応後部座席も見てくれないか」
美咲「またですか?」
言いながら後部座席をのぞき込む美咲。その隙に後ろのトランクを開ける鮫島。中には、大きな薔薇の花束と、一輪の薔薇の花束が……
美咲「ないみたいです」
鮫島「っ……これ!!」
美咲「え?」
鮫島「お土産に、どうぞっ」
渡せたー!!!!
すごい、本当にこのドラマは丁寧に伏線を回収していきますね。
4話で薔薇の花束を渡そうとして渡せなくて、家で悔し涙流した鮫島、最終話にしてついに、ついに! 薔薇の花束を渡すことに成功しました!
美咲嬉しそう! ああよかったよかった!!
そりゃ鮫島も「よっしゃー渡せたー!ふぉー!!!」って車中で絶好調にもなるわ!!!
――というわけで、鮫島と美咲、完全復縁、と考えていいでしょう。
その夜、自宅に戻った美咲は薔薇を花瓶に生けて嬉しそうな微笑み。
鮫島は鮫島でソファに転がって足ぴーんで喜びを表現(※わかりにくい表現ですが見た人ならわかるはず)
そうして一人幸せかみしめてたら美咲からのメール……「今日は嬉しかった、ありがとう、薔薇の花束もきれい」みたいな何てことのないメールですが、最後に添えられた「いさなみしほ」の一文がっ……・°・(ノД`)・°・
喜びのあまりごろごろ悶える鮫島。その手に違和感を感じ、ソファの隙間に手をつっこんでみたら、行方不明になっていたいさなみ先生&しほさんの最後のピースが……!
鮫島「しほさん、やっと帰ってきてくれたのか」
寝室に飾るいさなみ夫妻のイラストに、そっとピースをはめながら。鮫島は一人喜びの涙を流すのであった……
――ここまででおよそ15分!!!!
本当なら最終回のラストシーンに持ってきてもおかしくない、2人のようやくのキスシーンが最初の10分で終わっちゃうとか!!!
じゃあ一体、ラストシーンでは何が起きるんだ?
2人の間に最後の騒動が持ち上がる……って、こんな幸せそうな二人がまたどんぱちするの!?
最後の最後まで視聴者を振り回す「世界一難しい恋」最終話、いよいよ話は中盤戦へ!!