世界一難しい恋 第7話感想⑤ | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

世間は「大野智、社長役から忍者へ!」に大騒ぎですが、明日はついに「世界一難しい恋」の第8話!

果たして美咲との仲はどうなるのか!?

の前に感想の続きです。


さて鮫島が手を出せないと悶々悩んでる一方で、舞子秘書もお悩み中。

運転手さんと何やら怪しげに密談。

果たして、和田社長との仲を告白すべきか否か?

和田社長は「鮫島くんには黙って付き合おうよ♪」なんて言ってましたが、舞子秘書の忠誠心はそれを許さず。心配そうな運転手が、私から……と申し出てくれるものの、それをきっぱり拒否です。

姐さん男らしい!


鮫島「スキの2文字にも散々苦しめられてきたが。キスの2文字にもこんなに苦しめられるとは」


さて男らしい舞子秘書と対照的に、女々しい鮫島社長はお悩み中。

いつまでも黙ってられぬと、意を決して切り出します。


秘書「社長、例えばの話ですが」

鮫島「何だ?」

秘書「例えば、わたしがホテル業界の方とお付き合いをしていたとしたら、社長は当然反対されますよね?」

鮫島「和田だろ? 俺が何にも気づいてないと思ったか?」


ええーっ!?Σ(・ω・ノ)ノ!


多分、ここ、舞子秘書より視聴者のが驚いたw いや秘書も絶句ですけどね。

女心の機微については理解ZEROだった鮫島が、何故秘書と和田の関係に気づいた!?


秘書「お気づきだったんですね」

鮫島「え、マジか? 本当に和田が好きなのか?」


山勘かよw


一瞬感心したものの、実は鮫島、ほぼあてずっぽうだったらしい。本気で驚いた顔が間抜けというか何というか。

でもまあ、あんな意味深な質問されたら誰だって「もしや?」と思うし、そうなると候補はまず和田社長になるよなあ。

鮫島零治、さすがは仕事のできる社長。本人そこまで考えてなさそうだけど。


秘書「今、お気づきだったと言ったじゃないですか!」

鮫島「いやあてずっぽうだ。まさか本当に当たっていたとは」

秘書「今の話はなかったことにして下さい!」


秘書、逃げるように退場。鮫島ぽかーんですが、さすがにそのまま放置する気はなかったようで。


――その数時間後。


鮫島「さっきの話だが」


帰りの車中で切り出す鮫島。にわかに緊張が走る車内。


鮫島「別にいいんじゃないの?」

秘書「……よろしいんですか?」

鮫島「お前の相手が和田だろうがニシキヘビだろうが俺の知ったことか。プライベートまで口出しする気はない」


秘書あんぐり。鮫島、大方の予想に反して、舞子秘書と和田社長の関係をあっさり許容です。

ええ、いいの? 本当にいいの?

舞子秘書、よかったねー……?


鮫島「お前がどういう女かは、長年の付き合いでわかっているつもりだ」

秘書「それはどういう意味でしょうか」

鮫島「鮫島旅館をやめる羽目になったのも、妻子ある男に手を出したからだろう」


ええーっ! ここでそれ持ち出す!!?


鮫島「お前は危険な恋ほど燃えてしまう女だ。だから俺がもっとも敵視してる和田に惹かれてしまうのもまあ当然」

鮫島「お前もそろそろ、相手を見つけなきゃいけない時期だろう」

鮫島「残り物同士、ちょうどいいだろ?」

秘書「……ありがとうございます」


舞子秘書も、せっかく鮫島が許してくれたというのにあまり手放しで喜んでる様子もありません。

まあ当たり前ですけどね!!

おいおいおいおい!

そこはさあ! お前のことは信用してる、とか! もっと言いようがあるのでは!?

残り物とかニシキヘビとか失礼にもほどがあるのでは!?

鮫島のこういうところが「女を喜ばせる才能はZERO」とか公式で書かれる所以ですよ!!

そりゃー舞子秘書の顔も曇るって……

……本当にそれだけが理由?


――が、視聴者もびっくりした鮫島の「好きにしろ」発言ですが、やはり鮫島も何も考えてなかったわけではないもようで。


数時間後。


まひろ「うわあーここが美咲さんの家ですかー」

美咲「どうぞ入って」


女子ーずが美咲の家できゃっきゃうふふとお泊り会を始める一方で。


鮫島「……今から、来てくれないか? どうしても、会いたいんだ」


風呂上がりの鮫島、携帯握りしめてものすごいイケメンボイスで誰かを呼び出してます。

さて、その相手とは?


運転手「……社長?」

鮫島「お前もとりあえずシャワーでも浴びて来い。お前にしか相談できないことがある」


美咲とまひろが「もしや鮫島はホモなのでは?」と盛り上がってる一方で怪しげに運転手を呼び出し泊まっていけと勧める鮫島!

おびえる運転手。もしや、これまでの美咲への思いは本当にカモフラージュだったとでもいうつもりか――!?


運転手「お、お話しというのは!?」

鮫島「何を勘違いしている? 村沖の話だぞ」


舞子秘書のことでしたーw


ここ、構成うまいなーと思いました。というか、7話はこういう演出が目立ちました。

遊園地での鮫島・美咲のデートと和田・舞子のデートを交互に映したり、美咲・まひろのお泊り会と鮫島・運転手のお泊り会を交互に映したり、いい感じに対比させてましたね。

おかげで視聴者は無駄にやきもきさせられましたよ。それはともかく!


鮫島「村沖のことだが、本当に許してよかったと思うか?」

鮫島「俺はな、あいつに対して責任があるんだ。お前と、あいつを巻き込んだ責任がある」


何か舞子本人に対しては失礼なことばっかり言ってたけど、鮫島は本心から舞子秘書を心配しているもよう。

8年間、ずっとずーっと公私共に支えてきてくれたこと、本当に感謝してるんだね!

どうして素直に、「舞子秘書には幸せになってほしい」って言えないのか。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


舞子本人には言えないし、相談できるのは運転手だけ。男2人、真剣な話し合いです。


この真剣な話し合いが、何故あんな方向に走ってしまったのか――!!