世界一難しい恋 第5話感想④ | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

鮫島は散々待たされても美咲本人にその気持ちはぶつけなかったね! えらいえらい!

って初恋に一喜一憂する小学生を見つめる親の気分で褒めてましたが、基本的に鮫島が「待つ男」になれたのは舞子秘書のおかげだと思っています。

駄々をこねまくる鮫島を「好きな人のためなら待てるはず!」と一喝するシーンは男前でした。

姐さん! と呼びたくなる迫力でした。

そんな舞子秘書に対しては、鮫島も素直に「それくらい言わせてくれたっていいじゃないか!」と気持ちをぶつけることができるんですよね。

その素直さの何分の一かでも美咲に見せてやれよと思うのですが。


とかく、舞子秘書の教え

・美咲は将来のことを真剣に考えてくれている!考えさせて下さい=断るつもりと早合点しちゃ駄目!

・間違いなく後一歩のとこまでは来てる!

・返事をせかしちゃ駄目! もてる男は待てる男!


すっかり自信をなくしてる鮫島ですが、舞子秘書の教えには素直になれるんですね。

「俺はもてる男になれると思うか……?」って問うシーンは大野智ファンなら皆胸キュンしたはずです。

大野智ファンじゃない人がどう思ったのかが気になるところです。


――で、こういうときに頼れる相手その2が永遠のライバル・和田社長です。


以前に舞子秘書に「パーティー一緒に行こうよ♪」と誘いをかけに来たとき、いつでも相談に乗るからね♪と伝言残してくれたのです。

和田社長いわく、「シェフを取られたことを気にするような小さな男じゃない」とのこと。

鮫島が首尾よく美咲に告白できたと知り、かつ返事待ちと聞いての相談に乗るからね♪だったのですが、伝えあぐねていた舞子秘書。

この期に及んで鮫島が「学級委員に対するノスタルジーを好きと勘違いしたんだー!」とか言い出したところでこりゃ駄目だと切り札を切ることに決めたようです。

それにしても「返事を待つのが嫌だからって逃げるな」とか、いつもいつも視聴者の言いたいことをずばっと切ってくれますなーw


和田社長に相談せえよ言われて、鮫島は「いつまでも先輩風吹かしやがって」とか「今更相談することなんてない」とか散々強がってたのですが、度重なる「返事はもうちょっと待ってね」についにしびれを切らします。


風呂でばちゃばちゃ暴れる→大人びたバーで和田と面会


高低差にキーンとなるシーンの切り替わりでありましたw


鮫島「田中シェフの件は、本当に怒ってないんですか?」

和田「怒る理由なんてないっしょー♪ 彼の選択だよー」

鮫島「さすが和田社長は心の広い方でいらっしゃる!」


影では和田のことを結構ぼろかす言ってるくせに、ちゃんと大人の対応もできるじゃないかw


まあそれはともかく、和田社長に素直に「告白したけど相手がなかなか返事してくれない」と悩みを打ち明けます。素直だな。もう業務提携でもしちまえよ(2回目)


それに対する和田のアドバイス→待ってるだけじゃ駄目よ! それは建設的とは言えないね!


和田が言うには、告白を待つ間に、少しでも男をあげる努力をしろとのこと。

返事を待たせている=悩んでいる。つまり美咲の気持ちは現時点でYesとNoの中間にあり、ここで鮫島が美咲から評価アップするような何かをすれば、気持ちは一気にYesに傾くし、逆に評価ダウンするような何かをしでかせば、一気にNoに傾くよ、という理屈らしいです。

おお、もっともらしい。


和田「例えば君が明日オリンピックで金メダルを取ればすぐOKもらえるだろうし、何か犯罪を犯せばすぐにお断りされるだろう」

鮫島「金メダルはさすがに無理です」


真面目かw


ものの例えがわからん奴め! と視聴者が突っ込む中、「明日オリンピックは開催されないからね」って返す和田社長はかなりの切れ者と見ました。


鮫島「つまり、今より魅力的な男になれば成功率はあがり、へまをすれば下がるということですか」

和田「さすが鮫島くんは恋愛能力が高いね♪」

鮫島「和田さんほどでは(テレテレ)」


何だこのバカップルwww


微笑ましいっちゃ微笑ましい光景なんですが、何か和田社長がいい人すぎて裏があるんじゃないかと疑ってしまいますね。いや北村一輝=悪役って思ってるわけじゃありませんよ。「妖怪人間ベム」のときだって絶対裏切るに違いないって最終回まで疑ってたけど最終回までいい人だったし。

ともかく、和田社長は終始ノリが軽くて常に笑顔で、でも何かその笑顔が表面上だけの笑顔に見えて腹の中で何企んでるんだろうと思ってしまうのです。鮫島全然疑ってないようですが。大丈夫かな?


和田「何かないの? 君の評価があがるようなイベント」

鮫島「……あ! ちょうどいいのがありました!」


――でもまあ、和田のアドバイスで鮫島は有効な手を思いついたもよう。

鮫島の考えたアイディアとは?


~~翌日? の社内~~


実は運転手さんと音無さんが仲良しという、また一つの人間関係が明らかになりました。

イシガミシュランって書かれたノートの中身が気になるところですが、どうやらお二人はいわゆる飯友なようですね。

舞子秘書は結構社員と交流ありそうだけど、石神運転手はどうなんだろう? と思っていたので仲良し社員がいてよかったね~~からの!


まひろ「あたし石神さんとしゃべったことないんですけど」

美咲「わたしも多分2回くらいしか……」


舞子秘書から届いたのは、石神運転手、結婚サプライズパーティーのお知らせ!

このたび石神運転手がめでたくご結婚されて云々というありがちなお知らせメールなんですが、受け取った社員達は基本困惑気味です。

わざわざ音無さんが人目はばかりながら駐車場に来てたことから薄々察してましたが、やっぱり石神運転手は基本的に舞子秘書と鮫島以外の社員とは接点が薄いもよう。

三浦に至っては「石橋さん」て名前勘違いしてましたからねw でも「これまでの関係なんて関係ない! 祝いたいって思う気持ちが大事!」ってのは名言だと思いますが。

しかし女子社員に頭ぽんぽんはいけませんな。今は異性同士の接触については厳しいのです。

案の定、まひろからは心底嫌そうな顔して「セクハラです!」騒がれてるしw

まあそれでへこたれないのが三浦の三浦たるゆえん。がんばれ三浦。


そんな感じで、何だかんだで企画室のメンバーは全員参加のもよう。美咲も来る、という舞子秘書の言葉に、鮫島はほっと一息。

その手にはサプライズパーティーの心得というのか、参加者を飽きさせないパーティーにするには?的な本を読みながら企画に余念がありません。

どうやら、和田のアドバイスによる「美咲の評価がアップするような何か」がこのサプライズパーティーなようですね。

さて鮫島のアイディアは実を結ぶのか……?