さて、社員にいいところ見せたいなんて理由で捨て犬を保護してきた鮫島
(余談ですが、保護するときおじさん呼ばわりの子供達にお兄さんだ!と言い張る姿に器の小ささを見ました)
犬と運転手が戯れる傍らで、秘書から社員達の間で評価うなぎのぼりだと報告受けます。
多分その「社員達」の中に美咲は入ってないと視聴者は確信してますが、世の中には知らぬが仏という言葉もあります
秘書に続いて運転手からも「自分の耳にも届いてるくらいだから相当です」と後押しがあり
てっきり大喜びするかと思いきや、鮫島の表情は渋いまま
何が気に入らないのか、よもやもう既に美咲への気持ちが冷めてるのか?
と問う秘書と運転手に、鮫島の返答は予想の斜め上を行くものでした
鮫島「俺は柴山美咲に器が大きいと思われたいんじゃない。ただおしゃべりがしたいんだ!!」
「おしゃべり」って言い方に何か気持ちこもってました。泣けますね
認められたいとか、そういうことではなく、ただ普通におしゃべりしてみたい
人を好きになるってこういうことかーって甘酸っぱい気持ちになります
小学生だったら微笑ましいんだけどな、本当に
鮫島の心からの訴えに、秘書と運転手は美咲の休日出勤の予定を告げてきます
この日なら、他の社員に邪魔されずにおしゃべりできるんじゃないの?
おお、いい案じゃないですか
鮫島「だが俺には、休日に顔を出す用事がない」
秘書「用事がなくたっていいんですよ、社長なんだから!」
鮫島「嘘は嫌だ!」
子供かw
第一話で優しい嘘を覚えたはずなんですが、この嘘は鮫島的には「優しい嘘」ではないようです。
まあ美咲のための嘘じゃないしね。
というわけで、嘘はつきたくないけどでも美咲とおしゃべりはしたい、と一生懸命考えた案が――
秘書「どれくらいで会社につきます?」
運転手「あのペースだと、1時間半はかかるかと」
秘書「会社の近くまで行ってから散歩させればいいじゃない!」
運転手「嘘をつくのは嫌だから、と」
秘書「これも嘘じゃない(呆)」
一生懸命考えた鮫島、精いっぱいの妥協策は、犬の散歩装って、会社近くで美咲を待ち伏せようというものでした。
公式から「低すぎる恋愛テクニック」と書かれるだけのことはありますwww
美咲に会いたいがために、自宅から犬連れて徒歩で会社まで行こうっていうその心意気は大したものだと思うのですが
本当に秘書と運転手の言う通りだよ。会社の近くまで車に乗せてってもらえよ!
わたしは犬飼ってないのでよくわかりませんが、どう見ても生後2か月かそこらの子犬って、1時間半も散歩させて大丈夫なんでしょうか
犬は鮫島の足にじゃれついて大喜びしてましたけど
なお、鮫島の中の人とその仲間たちの某所での会話
鮫島の中の人「犬を出汁にして好きな人に近づこうとする話」
中の人の仲間A「ゲスいね」
だそうです
心配する秘書と運転手を「目障りだから帰れ」と追い返し、孤軍奮闘で会社近くまでやってきた鮫島。
そんなことつゆ知らず、社内で仕事がんばる美咲。
さて、世間からゲスいと言われてしまった社長の涙ぐましい努力の結果やいかに?
どうでもいいけど、新入社員が何で一人で休日出勤してるんだ、誰か先輩社員がお目付け役でついてるもんだろうというツッコミは無粋でしょうか。