世界遺産クイズ88問目！貴族編

マグ「さて、今日も

クイズ『世界遺産キング』！


わたし、ドミター・ レオの スーパーヒロイン、
マーガレットがお送りするわ！

さて、第87問の答えはわかったしら？」


エド「 まず、ウォール街ってなんだよ？」

マグ「またあんたはそこからなの・・・？
たまには勉強してきなさいよ

ウォール街はアメリカの金融地区のことよ」

レオ「うーん、じゃあ、2番の曲阜は違うな。
これは確か孔子関連の世界遺産だもんね。
3番の天壇も違うね。これは皇帝の儀式の場だもんね。

1番の平遥古城 か4番の北京だけど・・・」

エド「 古城っていうくらいだから金融とか関係ないだろ。
ふるーいお城かなんかの名前っぽいし。
北京って首都じゃん。経済の中心なんだから、正解は北京じゃねーの？」

マグ「残念！！正解は1.）の平遥古城 よ」




レオ「すごい門だね！」

マグ「そうね、平遥は明の時代から続く城郭都市なの。
しかもその当時のまま、保存状態がとてもいい街並なのよ」

エド「 それがなんで金融街なんだよ」

マグ「平遥は商人たちの活動拠点もあったのよ。つまり、お金も多く
動く街だったわけね。
『票号』と呼ばれる、いわゆる今の銀行みたいな機関がたくさんあったの！

中でも中国最大の票号「日昇昌」は有名なのよ。


ここ平遥で現代の小切手に近い金券が発明されてから、商人たちは行商のときに
現金を持ち歩かずにすむようになったの。それも発展の理由のひとつね。

一時は中国全土の票号の半分以上がこの古い街に存在していたというから
驚きよね～。

そんな繁栄を極めた平遥も、革命で皇帝が倒れ、中国が共和制の政権になってからは
一気にすたれていったのよ」


エド「 なんで？」

マグ「革命により古いものを一掃する、という風潮が国中に溢れて、
古い家屋が多い平遥の街は攻撃や避難の対象になったの。
それに、多くの票号は債券を回収できずに潰れていってしまったのよ。


でもそれでも多くの家屋は守られ、なんとか維持されて、
今では、平遥は中国のなかでも有名な観光地として栄えているのよ。




さて、お次は世界遺産の中にもたくさんある宮殿のクイズよ！レベルは貴族レベル！



━─━─━─クイズ『世界遺産キング』第88問！━─━─━─━


●ルイ14世のひ孫がつくった世界遺産の宮殿といえば？

1.）ヴェルサイユ宮殿 
2.）カゼルタの王宮
3.）サン・スーシ宮殿
4.）シェーンブルン宮殿

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正解と解説は次回のブログでね！」