風呂掃除とフィラデルフィア | イシコのセカイサンポ

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旅行作家イシコの活動記録一覧です。
著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎)、「世界一周ひとりメシinJapan」(幻冬舎)、「人生がおもしろくなる!ぶらりバスの旅」(幻冬舎)「世界一周飲み歩き」(朝日新聞)

「使った物は元の場所に戻し、

後は気づいた時、こまめに掃除をするだけ。

そうすれば大掃除はいらないですよ」

20年ほど前、フィラデルフィア(当時)に住んでいた家具作家がおっしゃいました。

 

当時、僕は雑誌の編集長と子どもショーと活動を全て辞め、渡米、渡英しながら、次にやることを模索し、

その一つの選択肢として英語留学も考えていて、家具作家にホームステイ先を相談していたのです。

といっても彼所有の一軒家に一週間ほど居候してゴロゴロしていただけですけどね。

 

彼の豪邸は心地よかったのです。

一人暮らしにも関わらず、トイレや台所の水回り、客室から階段まで、どこも常にキレイでした。

特に驚いたのは、バスルーム。

水垢さえ見当たらずピカピカ。

 

 帰国してから、彼のように完璧には、できないけれど、以前より、こまめに風呂掃除をするようになったと思います。

結局、渡米、渡英はせず、日本でホワイトマンプロジェクトを始めちゃいました。

 

未だに掃除をする際、当時のことを思い出すことがあります。

現在、自分が風呂に入った時、

夏場はシャワーを浴びた後、ブラシで床掃除をして、

今の季節は寒いので風呂に浸かったまま、ブラシを動かすことも。

 

バスタブは、

普段は湯を貯める前に、

こすらずに流すことのできる洗浄剤を吹きかけて、ざっと流すだけ。

週に一度、母の訪問入浴がある時に、別の洗剤をスポンジにつけてこするかなぁ。

 

そして、今年、使用してハマっているのが循環型社会貢献のブランドが作った洗剤。

廃食油からバイオディーゼル燃料を製造する過程で排出されるグリセリン廃液を再利用して作られた商品です。

水垢や石鹸カスなど酸性の汚れを落とす感触が気持ちいい。

 

とは言え、バスルームだけ。

キッチンにしろ、トイレにしろ、他の水回りは、こまめに掃除できていないし、

未だに使った物を戻さず、そのままで、

書類も、どんどん積み上げていき、

あっという間にテーブルの上は書類の山なんだよなぁ。