日本のデザインはどこへ向かう? | イシコのセカイサンポ

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旅行作家イシコの活動記録一覧です。
著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎)、「世界一周ひとりメシinJapan」(幻冬舎)、「人生がおもしろくなる!ぶらりバスの旅」(幻冬舎)「世界一周飲み歩き」(朝日新聞)

堅いイメージのメガバンクの服装自由化、

コロナ禍によりライフスタイルが変わりつつあり、

アパレル業界も変化に追われているらしい。

 

メイドインジャパン最南端のアパレルブランドとして知られる沖縄のアロハシャツブランド「パイカジ」。

切り盛りする吉田夫妻と約4年ぶりにお目にかかりました。


あいかわらず旦那さまが攻め、奥さまが調整していく阿吽の呼吸はお見事です。

4年ほど前、発売されたイシコモデルのロングシャツもパイカジで制作していただきました。

様々な人が関わり、様々な物語があり、紆余曲折ありましたが、最終的には彼ら夫妻のおかげで完売。

 

「日本のデザインに対する意識を変えていきたいんですよね」

 旦那さまは社長を後任に譲り、あえて取締役チーフデザインオフィサー(CDO)になられていました。

 

京都の老舗唐紙屋「唐長」と一緒に制作した120万円のアロハシャツ、

機動戦士ガンダムとコラボしたアロハシャツ、

ミッキーマウスが歌舞伎で言う見得を切るポーズをしながら、サーフィンをするアロハシャツ(8月8、9日、銀座「和光」でお披露目)など、

ここ数年、メディアで「パイカジ」を、よく見かけた理由も納得しました。

 

「デザインはカッコいいけど売れないからダメ」

「コンセプトとは違うけど売れるからやろう」

など経営とコンセプトは別という会社が多すぎることに対しての危惧を吉田CDOは、しきりにおっしゃっていました。

今後も楽しみです。

 

今日のマスクはパイカジで。