安八町にいながら世界で活躍するってどういうこと? | イシコのセカイサンポ

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旅行作家イシコの活動記録一覧です。
著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎)、「世界一周ひとりメシinJapan」(幻冬舎)、「人生がおもしろくなる!ぶらりバスの旅」(幻冬舎)「世界一周飲み歩き」(朝日新聞)

コロナ禍の影響の一つ。
都会で働くことを恐れるようになった若者の声があるのだとか。
 
「そうは言っても、安八町にいたら何もできないしね……」
 そんな声を聞いたことがあります。
大人からも子どもからも。
大人が言っているから子どももそうなったんだと思うけどね。
 
「何かやりたいことはあるんですか?」
 その質問には、「ない」が多い。
僕も若い頃、何もありませんでした。

特にやりたいこともなく、都会に行って彷徨いながら見つけるのも一つの選択肢。
環境を変えることで、やりたいことが見つかる可能性もあるから。
ただ、僕のように遠回りするかもしれないという覚悟と時間は必要かもしれません。
 
本当にやりたいことがあって、職種によっては安八町に住んでいても活動できる可能性もあります。
昨日、ストリートアーティストの小川亮さんとカフェオレを飲みながら、そんな話になりました。
 
彼は安八町に住みながら、世界で活躍しています。
安八町で作品を創り、契約しているニューヨークのギャラリー経由で作品を販売し、
国内外のイベントに呼ばれて描き、
東京の商業ビルの壁面に描くなど、
数年先まで予定が詰まっている売れっ子のストリートアーティスト。
 
安八町でも彼の作品を楽しむことができます。
防災倉庫や水防倉庫の壁面など町に溶け込んだアートシリーズは、今や安八町の宝物で散策の楽しみの一つになりつつあります。
写真は神社の社務所。
写真が下手で申し訳ありません。