安八町の空き家事情 | イシコのセカイサンポ

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著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎)、「世界一周ひとりメシinJapan」(幻冬舎)、「人生がおもしろくなる!ぶらりバスの旅」(幻冬舎)「世界一周飲み歩き」(朝日新聞)

あるシンクタンクの調査によれば全国の空き家は既に1000万戸を超えているらしい。

 

ニホンサンポで全国を周っていても多いなぁと感じます。

かと思えば日本人の新築好きは健在だなぁと思う場所もあります。

 

一方で最近は、自分で家を直しながら住みたい人もいらっしゃいます。

「ネットで予算と自分のDIYレベルにあった物件が、なかなか見つけられないんだよね」という話を聞いたこともあります。

僕のようなIT音痴は情報が多すぎて、欲しい情報にたどり着けないという皮肉な状況にもなりがち。

空き家と言っても賃貸物件、新築の売れ残り、中古物件、手を入れないと住めない物件などいろいろあります。

 

現在、住んでいる安八町も空き家問題は深刻で、240軒程度あるらしい。

先日、出席した会議でも、その話が出ました。

ただ、町内には空き家を高齢者向けのシェアハウスにしたところも出てきて動きもあります。

 

会議の時も申し上げ、日頃、いろいろなところで言っていますが、安八町は住む場所としても、いい町だと思います。

 

今年の流行予測に入っている「デュアルライフ(二域居住)」にもいい。

昨年、東名高速の出口(安八スマートインターチェンジ)ができ、

大垣駅までの路線バスに加え、穂積駅までの路線バスも開通し、さらに名古屋に出やすくなり、

長良川の橋を越えて隣町に行けば新幹線の岐阜羽島駅もあり、

FDAはじめ、このところ路線が充実してきた名古屋空港まで車で1時間もかかりません……ってテレビショッピングみたいになってきました。

 

もちろん、安八町も、いいところばかりではなく、悪いところもあります。

ただ、それは、どこも一緒。

日常が楽しめない人は旅に行っても楽しめない人が多いのに似ていて、

文句が多い人は、どこに住んでも同じなんですよね。

 

パートナーに元映画館に住んでみたいと言って却下されたことがあったなぁ。