すみだトリフォニーホールでのコンサートについて、
記事をアップしましたが、
ついでに立ち寄った「すみだ北斎美術館」にもかなり心を奪われました
葛飾北斎と言えば、大波(神奈川沖浪裏)と赤富士(凱風快晴)。
この2つのイメージが強すぎて、恥ずかしながら他の作品をほとんど知らなかったのですが、
北斎は90歳まで生き、描いた作品は3万点以上。
対象物も、風景、動植物、人物、妖怪と、実に多種多様です。
私が特に興味をそそられたのは、庶民の暮らしを描いた浮世絵。
人の動きがリアルで、そしてコミカルでもあり、とても面白かったです。
後日読んだ本「知られざる北斎」には、北斎は海外、特にフランスでの評価が非常に高く、
ゴッホやモネにまで大きな影響を与えた、とありました。
そして、日本ではガイドブックや挿絵、教本といった実用的な面が強かった彼の作品が、海外に渡り『芸術』として扱われたことで、その価値が高まったとも述べられていました。
長野県小布施にある「北斎館」にも、
熱の冷めない内に行ってみたいなぁと思ってます