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☆ギリシャ資金供給を継続=金融崩壊を回避-欧州中銀
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015062800016

引用: 
 【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)は28日、緊急理事会を開催し、ギリシャの銀行に対する資金供給の継続を決定した。欧州連合(EU)などのギリシャ金融支援は月末で終了し、同国政府がデフォルト(債務不履行)に陥る懸念が濃厚になっているが、ECBの決定により、週明け時点でギリシャの金融システムが崩壊の危機にひんする事態は辛うじて回避される公算となった。
 ECBは声明で「金融の安定を維持するため、ギリシャ中銀と緊密に協力する」と表明。ただ、預金流出で資金需要が増大しているにもかかわらず、供給上限を現行水準に据え置いたほか、今後の展開次第では「決定を見直す準備がある」とも指摘し、供給を制限する可能性をにおわせた。(2015/06/28-23:09)
:引用終了

☆EUがギリシャ支援延長を拒否、デフォルト濃厚に


☆ギリシャ 国民投票実施を承認 EUは支援延長を拒否(15/06/28)



今回のギリシャ支援はあくまでも目先の数日間だけという感じで、7月5日に行われるギリシャの国民投票の行方次第では見直しもあり得るとなっています。
また、国民投票でEUからの離脱を選ばなかったとしても、ギリシャ側がドイツ等が求めている財政見直しに応じるかは不透明です。ギリシャの破綻を回避するためには、7月5日の国民投票とその後の会議で欧州各国と合意する必要があります。

これは非常にハードルが高く、2015年1月の総選挙でEU側の求める政策に国民が「NO」と答えていることから、7月5日の選挙の時点でギリシャは離脱という決断をすることになるかもしれません。今年の総選挙で反対派がギリシャで勝利した時点で、このような未来は確定していたと言えます。

*ギリシャでは銀行に国民が押し寄せて預金の引き出しが相次いでいます。この影響を緩和する政策もなく、投票でEU滞在が決まっても銀行の問題が噴出することになるかもしれません。

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URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7000.html