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福島原発事故の影響で工事が止まっていた常磐道が3月1日に全線開通しました。開通したのは、最後の工事区間だった常磐富岡インターチェンジ(IC、福島県富岡町)―浪江IC(同県浪江町)間の計14.3キロです。
常磐道は東日本大震災と福島原発事故の影響で工事が中断されていましたが、安倍晋三首相が「復興の起爆剤」として1日の全線開通を表明したことから方針が変えられました。

ただ、福島原発からの距離が数十キロほどしか無く、道路の場所によっては毎時5マイクロシーベルトを超えるような高い放射線量を検出しています。これは放射線管理区域よりも高い値で、長時間浴び続けるのは危険な値だと言えるでしょう。安倍政権は今後も福島の避難区域解除などを推進するとしています。

↓常磐道の開通式
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☆常磐道が全線開通=復興加速に期待―原発事故で工事遅れ・福島
URL http://news.nicovideo.jp/watch/nw1472452?news_ref=nicotop_topics_topic

引用:
 開通したのは、最後の工事区間だった常磐富岡インターチェンジ(IC、福島県富岡町)―浪江IC(同県浪江町)間の計14.3キロ。うち8.8キロは放射線量が高く、原則立ち入り禁止の帰還困難区域だ。

 計測によると、除染前の車外の空間線量は最大毎時35.9マイクロシーベルトだったが、1日は同5.4マイクロシーベルトまで下がった。時速70キロで1回走行した場合の被ばく線量は0.2マイクロシーベルトで、胸部エックス線検査1回分の約300分の1に当たるという。

 東日本高速道路は、運転手への情報提供として、区間内に放射線量を測定するモニタリングポストを3カ所設置し、上下線計6カ所と両IC入り口の掲示板で線量を表示する。 
:引用終了

☆放射線被曝についての公開討論会 平成23年6月22日 国立がん研究センター
URL http://www.ncc.go.jp/jp/shinsai/pdf/20110622_slide_04.pdf

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☆常磐道全線開通 復興加速へ期待 震災から4年(15/03/01)


☆常磐道が全線開通、記念式典に安倍首相や内堀知事ら出席(福島15/03/01)


☆常磐道が全線開通、安倍首相「復興の起爆剤に」