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2014年の4月から大阪駅に90台の特殊な高性能カメラを設置して、通行人の行動を追跡調査するという実験調査が開始されます。この調査では、通行人の顔を認識することが出来る特殊な高性能カメラを使用しており、無差別に通行人の顔をID登録した後、約1周間の行動を追跡調査し、実験は二年間継続する予定です。

遂に日本でもここまで来てしまいましたか。これではまるで映画の世界です。大阪維新の会がこのような監視警戒を推進していましたが、今回の件もそれ絡みでしょうか?
独立行政法人・情報通信研究機構は「防災に利用する」と話していますが、アメリカでは政府と民間企業がグルになって国民を大々的に監視していたわけで、私は防災という話には半信半疑です。

そもそも、撮影だけでも肖像権とかあるのに、それを長時間に渡って追跡調査をするのは、色々とダメだと思います。いずれにせよ、特定秘密保護法案と言い、最近の日本は監視社会に突き進んで動いていると言えるでしょう。4月以降の大阪駅には要注意です。


☆通行人の顔を識別、追跡実験…JR大阪駅ビル
URL http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20140125-OYT1T00584.htm

引用:
無数のカメラが通行人の顔を識別し、その行動を追跡する。

 そんなSF映画のような実験が、4月からJR大阪駅で始まる。1日の乗降客は82万人。顔認証技術を用いて位置情報を取得する。

 これほど大規模な実験は珍しい。位置情報をビッグデータとして活用する試みは今後、防犯対策などにも広がりそうだが、気になるのは、行動を把握される当人が本当に納得しているのかどうかだ。

 実施するのは独立行政法人・情報通信研究機構(東京)。JR大阪駅と駅ビル「大阪ステーションシティ」のうち、地下1階から3階までの改札やコインロッカー、エスカレーターや店舗などに90台のカメラを設置。カメラは3メートル四方にいる人物の顔を撮影すると顔の特徴を抽出してIDをつける。別のカメラが同一人物と認識すると位置情報や時間を登録。その人物の行動履歴を1週間分記録する。顔認証システムを納入した業者によると、個人識別率は99・99%という。

 JR大阪駅は1日の乗降客は82万人。駅ビルの入店者は2011年5月の開業以来3億2000万人以上に上り、人の往来は関西最大級の場所だ。
:引用終了

☆通行人の顔、カメラで撮影し追跡 大阪駅ビルで実験へ
URL http://www.asahi.com/articles/ASG15410GG15PTIL008.html

引用:
JR大阪駅の駅ビル「大阪ステーションシティ」(大阪市北区)で通行人の顔をカメラ約90台で撮影し、その特徴を登録して同一人物を自動的に追跡する実験が4月から始まる。顔認証技術の精度を確かめるのが狙いで、データは個人が識別できない処理をしたうえで、JR西日本に提供されるという。不特定多数の人を撮影しデータを収集する行為に、専門家はプライバシーへの懸念を示している。

 総務省所管の独立行政法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市)がJR西日本とステーションシティを運営する「大阪ターミナルビル」の協力を得て、2年間実施する。
:引用終了

☆3600万件の顔データから1秒で検索できる大規模監視カメラシステム #DigInfo