10年ぐらい前の話、3週間セルビア語のサマースクールに参加した。

 

※地図は、GoogleMapsから引用。


セルビア語は、日本でも全く勉強したことがない初心者。
初心者クラスに割り振られた。
授業は、基本的なセルビア語のアルファベットと発音、
簡単な文法や会話の授業だった。
3週間の授業の最終日、セルビア語とは全く関係のない授業だった。
クラスには、ロシア、ポーランド、スペイン、日本などいろんな国の人が参加している。
先生からの提案で、各自の母国語についてお披露目をすることになった。
何をやったかと言えば、先生が板書する単語について、各々が母国語で発音すること。
最初は無難な単語だったが、だんだんと雰囲気がリラックスしてくる。
すると、板書される単語もカジュアルというか、下世話な単語なども交じってくる。

授業時間も半ばを過ぎたころ、先生が板書したのは「罵り言葉」。
クラスの各人が、自国語で罵り言葉を披露する。
何人か終わって私の順番がまわってきた。
私が話したのは、「バカ野郎」。
しかし、周りはアレレとした反応。
「あれ、反応悪いな」
次に披露したのが、「死んじまえ」
まだキョトンとしている。
「響きが弱いのかな」
三番目に披露したのは、濁音が多そうな単語。
それでも、反応が芳しくない。

挙句の果てに、
「それって罵り言葉なの?優しく聞こえるんだけれど」
と言われる始末。

確かにほかの国の人のしゃべる言葉は、ごつい、激しい。
そういえば、日本語って「ん」を除くと、
「母音または子音+母音」で構成される。
子音の羅列という単語はほぼないだろう。
それに比べると、母音が入る分マイルドになるのかな?

あるいは、私の罵り言葉が淡々としすぎていたのかな。
三番目に話した言葉は、
少しお下品でそれなりに長めの単語を選んだはずなのに。
ところで、三番目に披露した単語は何か?
あまり品がないので、ここでは割愛しておく。

 

 

 

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