5年前にスペインの聖地、サンティア・デ・ゴ・コンポステーラ(以下サンティアゴと記載)巡礼に出かけた。
私が歩いたのは「ポルトガルの道」。
ポルトガルの首都リスボンからポルトガルを北に向かい縦断し、聖地を目指す。
私は途中のポルトガル北部の町から約1週間かけてゴールのサンティアゴを目指した。

 

※地図はGoogleMapsより引用。

 

サンティアゴで宿泊したのは、これまで同様にアルベルゲ(巡礼者向けの宿)。
大きな違いは、これまでのアルベルゲはベッドが複数並ぶドミトリーだった。
しかし、今回の宿は個室。
久々にひとりで眠れて、うれしかった。
※トイレとシャワールームは共同である。

加えて地下に広いキッチンとリビングがある。
これまで泊まった宿にもキッチンとリビングはあった。
しかし、ここまで規模が大きいものは初めて。
さすが聖地、各地から人がやってくるので宿泊施設も含めて規模が大きいんだな。

 

晩御飯には少し早い時間帯であったが、リビングで本が読みたかったので地下に降りた。
地下に降りたついでにキッチンを覗くと料理をしていた人が何人かいた。

そのうちのひとりは、パスタを茹でていた。
海外を旅行していて自炊できる宿泊施設を利用すると、パスタを使って食事を作る方をよく見かける。
しかし、今回見かけた方の調理方法には驚いた。

なぜならば、茹でたパスタを水切りしてフライパンに移したあと、
そのまま炒めたただけだったからである。
もしかするとオリーブオイルなどの油を使っているかもしれないけれど、
塩もコショウも加えず、ただ炒めるだけ。
当然具材は入っていない。


うどんだったら、素うどんだから(地域によっては、かけうどん)、
パスタだと、素パスタ(スパスタ)なのか!?
これだけシンプルなパスタ料理初めて見たぞ。

もしかすると巡礼時間の中で最もインパクトが強い出来事だったかもしれない。

 

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