空港から石垣の町に向かう途中、
バスの窓から見て気になった1軒の古い建物。
さあーたあんだぎーの店のようだ。
「なんだか、おいしそうなニオイがするぞ」
建物の近くでバスを降りてから、店に向かった。
昼下がりだったのだが、残念ながらすでに売り切れ。
どうも人気の店らしい。
店の名は「さよこの店」
店は10時から開店するようだ。
何種類かある、さーたあんだぎーは、出来上がる時間がそれぞれに異なる。
翌日、全種類揃うだろうう11時前に足を運ぶ。
まだ観光客が少ない時期だったからか、2~3人に並ぶ程度。
行列にはなっていなかった。
しかし、何種類かは既に売り切れ。
並んでいる何種類かのさーたーあんだぎーを購入する。
店を出てから、近くの座って食べられそうな場所に腰を下ろす。
そして早速食べる。
これが非常に美味しい。
店に戻ったのだが、残念ながら完売。
いくつかの島を周遊した後、再び石垣島に戻ってきた。
時計を見ると12時半すぎ。
「まだ、さーたあんだぎーあるかな」
フェリーターミナルを後にして、店に向かった。
近づくと店はまだ閉まっていない。
少なくとも、何らかのさーたあんだぎーは買えそうだな。
支払いを済ませる人が店を出るのと入れ違いに店に入る。
そこには、「黒糖」しか残っていなかった。
仕方がないので、黒糖を数個購入。
「こちらの店以外に、取り扱っている店はあるのか?」と尋ねた。
すると、近くのユーグレナモールの土産物屋で売っている日もあると聞く。
ちょうど、訪れた日の前日に土産物屋に納品したそうな。
支払を済ませ、お礼を言ってから土産物屋に向かう。
土産物屋の棚を見ると、6個入りのさあーたあんだぎーが何袋か並んでいた。
さすがに、佐代子の店で直接買うよりは、数十円高い。
まあ、仕方がないか。
出来立てでないのは残念だが、もともと日持ちのする商品。
どうしても買いたい時には便利かもしれない。
早速土産に2袋買って帰った。