そろそろビールがおいしい季節。
昔のデータを整理していて、ビールを作りに行った頃の記録が見つかった。

ビールを作ることができたのは、キリンビール横浜工場。
今はこのサービスを提供しているかは不明。

以下は10年以上前の話。
ビール造りの工程に興味のある方ご覧あれ。

########
ビールを作りに横浜にあるキリンビールの工場まで出かけた。
9:30集合、17時終了とほぼ一日がかりの作業だった。

到着するとランダムに5つのグループに分けられ、

グループごとに1種類、合計5種類のビールを作った。

作成したのは以下のタイプのビール。
・ピルスナータイプ(一番なじみのあるビール)
・ボックタイプ(コクがあって、味のしっかりとしたビール)
・黒ビール
・赤ビール(ドイツ南部などで飲まれる、口当たりが軽くて飲みやすいビール)
・横浜ビアザケ

(明治時代のビールを再現したビール。非常に限られた場所でしか飲めない)


私の割り振られたグループは、「黒ビール」を作ることになった。
作業工程は大雑把に言うと次の通り。。
①お湯に麦芽を入れたものを攪拌しながら煮る
・ホップを入れる


②ろ過を行う


③一番麦汁を搾り出す
・発酵、熟成させる



①の行程で思いのほか目配りが必要なことに驚く。
これは適正な温度管理と時間管理が美味しいビールを作る

ポイントのため。

このあと、ビールができるまでは「発酵」と「熟成」の工程が続く。
麦汁を搾り出して以降のこれらの行程の作業は、後日工場の方が行う。

あとは出来上がる6週間後を待つのみ。
(発酵と熟成に6週間かかるため)

本日作ったビールは完成後(つまり6週間後)、1人あたり500mlびんを2本貰える。
#このビールの賞味期間は2週間らしい。


写真左:①お湯に麦芽を入れたものを攪拌しながら煮る
真ん中:②ろ過を行う
写真右:③(一番麦汁)を搾り出す