『時間の使い方』
『時間術』
かつての私は
その言葉に翻弄され
そしてその言葉を聞くたびに
胸がきゅっと苦しくなっていましたｗｗｗ
研修医を卒業して、すぐ。
自分の専門分野の学びのため
単身都会の大学病院にやってきて
新しく学ぶことがたくさんで
同時に目の前の患者さんに対してもやることがいっぱいで
住み慣れない都会での新生活で
疲弊しきっていました。
そして
これまた直属の上司が超～～～～～～～～厳しい人で。ｗｗｗ
とにかく、指導が厳しくて
『指導』＝価値の否定、って
これまたこじれた設定を持っていた私には苦しくて苦しくて
どうやったら上司に納得してもらえるか
上司からの厳しい指導を回避できるのか
そして
どうやったらもっと自分の能力が底上げされるのか
悩みまくっていたときに
やったことが『ビジネス書を読み漁る』ｗｗｗ
（『効率よくたくさんの仕事をする』とか『すきま時間の使い方』とかｗｗｗ）
で
そういう本には
『すきま時間を活用しましょう』
『通勤時間を勉強に充てましょう』
『たくさんのインプットをしましょう』
『睡眠時間を短くして、時間を捻出しましょう』
って書いてある。
（あくまで15年くらい前のビジネス書ですがｗｗｗ）
で、素直な私はｗｗ
それをうのみにして
めっちゃ『すきま時間』を埋めて
頑張ってみたわけです。
バイトの移動時間にはビジネス書や医学書を読み
診療の合間に文献読み
『いかに余白を作らず『有意義な』時間を増やすか』
これに、注力したのです。
したのです、が。ｗｗｗ
も～～～～完全1年保たずに疲弊しました。ｗｗｗ
ゆっくりご飯食べる時間も無駄だと思ってた、笑
『余白』
『すきま時間』
これを『有効活用』して
いかに『有意義』、つまり
『仕事や稼ぐにつながる行動をするか』
たくさん学べばたくさん報われる
たくさん行動すればたくさん成果がでる
思えば、
今から思うと完全方向性間違いなこの思い込みは
そのころ（いや、もっと前、受験期？？）
に刷り込まれた気がします。ｗｗｗ
で
もともとそんな
『がしがし行動』
『効率よく、効果的に』
って性質じゃなくて
1日中美術館でぼ～～～っとしたり
物語を読みふけったり
1日中イラスト描いてにやにやできる性質の私には
『詰め込んで詰め込んで』
『余白を埋めて』
『たくさんの行動をする』
が、苦しくて仕方なかった。
で、それだけ頑張っても
自分の能力は爆上げされることもなく
上司には相変わらず『人間失格』くらい怒られるしｗｗｗ
頑張りたいのに頑張れない
たくさんやらなきゃいけないのにできない
そんな自分を責めて落ち込んで
子育てが始まってからは
余計に余白のなくなった人生に
本当に絶望して
このままじゃ、私なんにもできないダメ人間になる
私は、このまま『頑張り道』から外れて『ダメな奴』って思われるんだ
そんな感じでとことん落ち込んでました。
でも、本当は
完全に『やり方』が間違っていた。
本当の時間術、って
『余白を埋める』ことでも
『たくさんの行動をして成果を出す』ことでもなく
自分と向き合って
余分なことをやめて
大切なことを、いかに大切にするか
それを『工夫』するってことだった。
この時間の使い方に変えてから
残業は0になったけど仕事の処理スピードは格段に上がり
いつも締め切りぎりぎり属だったのが自分の終わらせて後輩のサポートにまわれるようになり
好きな仕事ばかりになり
子供と遊びながら、ゆるゆる稼ぐことができるようになりました。
その『順番』と『コツ』を
皆様にインストールしていただければうれしいです！
＊＊＊
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