最近、書店で苫米地さんの本を見かけるので買ってみた。


なかなか面白いなと思っていたら、GOOGLE動画で「博士の知らない日本の裏」に三度も出演していたので、それも見た。


本と動画のどちらが面白いか聞かれたら、迷わず動画と答える。


とにかく、自慢にしか聞こえない苫米地さんの話が逆に笑えたのと、かなり難しいことを言っているようで、実は簡単なことなんだなと思った。


それは、もちろん宮崎さん(政治評論家)が具体例などを交えてくれたおかげでもある。


苫米地さんの研究は非常に面白いとは思うし、これからの世界に必要な研究だと思う。


残念なのは、元オーム心理教の女性と結婚されているらしく、そこが微妙ではあった。


本人の自由だから、なんとも言いたくないが、日本を代表する科学者にもイメージは重要かなと思う。


もし、悪いイメージがつかないと思っているのであれば、頭が悪い馬鹿なんだろうし、

それでも好きなんだったら、本当の愛なのかもしれない。


しかし、残念だ。


両手を振って応援できない自分もいる。


脱洗脳だとか、色々な成果をあげているのは理解できるが、社会的責任による自分の立場って考えたりしなかったのだろうか。


しかし、私が苫米地さんの考えてることが予測できる特殊能力があるわけでもないので、はっきりわからないが、きっと普通の人だし、偉いっていうのは同じ人間として偉業を成しているってだけなんだろう。


世の中にはカリスマとか教祖とかスピリチュアルとか、人間の力を超えた何かみたいなのを信じさせるように、あの手この手で仕掛けてくるけど、実際は人間の中には色々得意な人がいて、誰かが出来るってことは、他にもいるし、人間の力の範疇なんだってことだろ。


姿が人間である以上は人間なんだから、差別してんじゃないよって思う。


この俺ですら、友達の失くした物を占って当てたり、自分の失くした物をお祈りでお告げをもらったこともある。


幼少のころからキリスト教だったから、祈れば救われるってこと信じていた。


そしたら、そういうことが出来るという根拠のない自信でも出来るようになった。


これは、ただの人間の力であるってことだね。


ただ、100パーセントではないけどね。


ただの思い込みで自分を信じることで出来ることもあるってこと。