クトッペン - 順調です(KuToppen - På Sporet)ノルウェー長編アニメーション | 知られざる いろんなもの

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日本では殆ど知られていない、海外の珍しいものの紹介。

 

KuToppen - På sporet - 2023 - Filmweb

 

A Mystery on the Cattle Hill Express | Rotten Tomatoes

 

Müsteerium Veisemäe kiirrongil | T1

 

《ノルウェー語題》

KuToppen - På Sporet(クトッペン - 順調です)

《英題》

A Mystery on The Cattle Hill Express(牛の丘急行の謎)

《エストニア語題》

Müsteerium Veisemäe kiirrongil(牛の丘急行の謎)

 

《監督》

ヴィル・アスフーシュト(Will Ashurst)

 

《制作会社》

フェッレショー(Felleskjø)

クリスティアンサン動物園(Kristiansand Dyrepark)

クヴィステン・アニメーション(Qvisten Animation)

 

《時間》

70分

 

《初公開》

2023年3月3日

A Mystery on The Cattle Hill Express - Wikipedia

 

えー、只今忙しいです!!

 

月一すらもキツイです。

 

なので、

今月はあまり当ブログにエネルギーが注げません。

 

とりあえず、

ノルウェーの3DCG長編アニメーションを見つけたので、

お茶を濁します。

 

本映画は、2018年公開の

「クトッペン」(KuToppen)

2020年公開の

「クトッペンのクリスマス」(Jul på KuToppen)

に続く、シリーズ第3作目。

 

アガサ・クリスティ(Agatha Christie)

の探偵小説から着想を得たそうです。

 

「アガサ・クリスティ」をもじった名前のキャラクター、

「アガサ・チチェスター」も登場します。

 

牛の少女クララ(Clara)の父、

ビフ(Biff)の農場が荒れ果ててしまうが、

問題の解決のために、隣人のブタの女性パウリーナ(Paulina)が、

友人のブタの発明家アルバート・アインスワイン(Albert Einswein)

の運営する特急列車で旅行に連れて行き、

その途中で、あらゆる土壌の肥沃の問題を解決できる

特別な種子をプレゼントされる。

 

ところが、電車内での夕食中にその種が盗まれてしまう。

 

アルバートは有名な探偵アガサ・チチェスター

(Agatha Chichester)に電話で依頼し、

次の停車駅で彼女を迎え入れる。

 

クララの父にはアリバイがないため、

犯人と疑われて告発されてしまうが、

クララとヤギのガウテ(Gaute)は、

アルバートが長期にわたる特別な種子の影響で

さまざまな農場を台無しにしていることを見出した。

 

Wikipedia英語版からの要約ですが、

ここに貼ったノルウェー語版予告編と見比べてみると、

名前が違っていたり。

 

アガサ・チチェスター

は、ノルウェー語版では、

アガータ・クリステンセン

になっていたりします。

 

制作に、クリスチャンサン動物園が関わっている理由は、

同遊園地内設営の「クトッペン」という農場にちなんでいるため。

 

そのアトラクションについて、

クリスチャンサン動物園のサイトの紹介頁を調べてみました。

 

着ぐるみではなく、人間が動物の付け鼻をつけているだけという、

劇団四季の「CATS」よりも生顔露出度高いいでたちです。

 

KuToppen | Dyreparken

 

名前も、

英語版とノルウェー語版とでは綴りが違っていたり、

全然違う名前だったり。

クララは「Klara」だし、

父の名は「モスク」(Mosk)です。

ヤギの「Gaute」は英語版では読みが「ゴート」なんですかね?

色々と混乱しています。

 

そもそも、今回取り上げた長編アニメーションは、

Wikipediaが英語版しかなく、ノルウェー語版が無いのです。

 

もし日本に上陸したら「クトッペン」は

「キャトルヒル」になるんですかね?

 

「クトッペン」は「Cattle Hill」と英訳されているので、

「牛の丘」と訳してもよいのかもしれませんが、

念のため用心して「クトッペン」としておきます。

 

「Ku」は「牛」の様ですが、

「Toppen」は、英語の「Top」だと思うんですよね。

直訳すると「牛の山頂」みたいになる様ですね。

なので「牛の丘」でも間違いではない?

「丘」を意味するノルウェー語は「Ås」なんですけどね。

(ブークモール、ニーノシュク共々)

 

監督の名前、

英語だと「アシャースト」だと思うんですけど、

ノルウェー語ではよく分からないので、

「アスフーシュト」にしています。

「rs」の綴りは「シュ」なので。

 

…というわけで、性格が性格なんで、

結局はしっかりと調べてしまいました。

 

それと、クララちゃんは、

お世辞にも、日本人ウケしなさそうなデザイン…。

(まあ外国のキャラは往々にしてある種のクセがあったりしますよね)