ボリー(Bollie)南アフリカの漫画雑誌 | 知られざる いろんなもの

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日本では殆ど知られていない、海外の珍しいものの紹介。

つんつるてんのへそだしボリーくん

敢えてこういうフェティッシュな場面を表紙に出してくるとは…。

 

ボリーくんのパンツは赤玉模様のようです。

 

ガールフレンドの様には見えないのですが。

BLですか?

しかも下半身裸ですよ!!

 

ガールフレンドですか?

South African Comic Books: Bollie

 

1968年に創刊された、

オランダの月刊子供向け雑誌「ボボ」(Bobo)

から派生した、南アフリカの漫画雑誌。

 

1970年代とかの古い時代のものです。

 

子供向けなのに、

名前が名前なので九州では発禁対象の雑誌ですね(笑)。

 

ちなみに、ボリーにはこんな場面も…

Twitter

ボリーくんは毎年夏になるとへそだしになるのですか?

しかも他のケモショタさんも。

それとも、海辺限定?

 

これを描いている絵師さんは、

もしかしてフェチですか?

 

ちなみに、元となったボボですが…。

 

Bobo - De hup hup club, Gert Verhulst | 9789059167391 | Boeken | bol.com

 

実は、10年前かそれ以上前から、

ボボくんの存在を知っていたんです。

 

テーマソングみたいなのも聴いた事あります。

 

ところが、ブログで紹介していなかったみたいで、

ブログ内検索で全く出てきませんでした。

 

 

テーマソングみたいなのって、確かこれです。

聴き憶えあります。

九州の人は冷静に聴くことができるでしょうか?

このテーマソング。

 

てか、着ぐるみ劇というのが、

半分生顔出ていて何だか怖い…。

夢に出てきそう。

 

Bobo Magazine ED 27 October 2018 - Gramedia Digital

 

インドネシア版というのもあり、

誌名は「Bobo」だけど、

キャラデザはボリーを今風にリニューアルした様な感じですね。

 

敢えて、日本を題材にした表紙絵を選びました。

 

それでは、また来月!!

 

《追記》

ボリー(ボボ)を描いていた人は、

イタリア人イラストレーターで漫画家の、

セルジョ・カヴィーナ(Sergio Cavina)

という人ですが、画像を引用させていただいた、

「South African Comic Books」さんによると、

1970年から1994年まで執筆と紹介されているので、

彼がキャラクターデザインしたわけでも無さそうです。

 

また、1968年に創刊される以前から、

「Die Huisgenoot」

「Sarie Marais」

「Landbouweekbland」

「Vonk」

などの雑誌にボボが掲載されていたというそうなので、

初出も不明。

 

こちら↓にセルジョ・カヴィーナの経歴とボボの歴史が詳述。

カヴィーナのプライベートについてはよくわかっていないそうで。

Sergio Cavina - Lambiek Comiclopedia

真偽不明情報によると、

1994年より数年前にカヴィーナが他界したが、

彼の遺族が出版社に連絡せず別の人に描かせたため、

カヴィーナの最期の活動の

それまでのスタイルの大きな違いを説明しているという。

つまり、別の人が描いたと思うくらいの絵柄とか内容だったという事?

 

1994年以降は、

ヴァレーリア・トゥラーティ(Valeria Turati)

に引き継がれ、トゥラーティの後は、

イタリア人イラストレーターの、

アンナ・ファルチェッティ(Anna Falcetti)

アンドレア・ダ・ロルド(Andrea Da Rold)

オランダ人の、

エドガル・ファン・デル・カウプ(Edgar van der Kuip)

が短期間引き継ぎました。

 

2000年代以降は、オランダの

「テーケンティーム・スタジオ」(Tekenteam studio)

がイラストとキャラクターデザインの殆どを担当。

 

裏表紙の漫画は、

ブラジルの「マジック・アイ・スタジオ」(Magic Eye Studio)

の、

エウクリジス・ミヤウラ(Euclides Miyaura)

(「エウクリツ」と聴こえますが。

また、日系ブラジル人でしょうか?)

スィウヴィウ・スポチ(Silvio Spotti)

長年手掛けていましたが、

2012年頃にテーケンティームの

マルク・スプラウト(Mark Spruijt)が、

その制作も引き継ぎました。

 

その他、ピート・ゼーマン(Piet Zeeman)

ロン・スフレーダー&マリアネ・ブセル(Ron Schröder & Marianne Busser)

パスカル・オースト(Pascal Oost)

エリック・ヘルクレス(Eric Hercules)

マヤ・フレイン(Maya Frijn)

らが、ボボの執筆を手がけました。

(2023/5/24)