Vigri-Migri | ERR | Digihoidla - Arhiiv
前々回 に引き続き、またもやエストニアの子ども番組をご紹介します。
1980年放送の子ども番組ですが、
立って二足歩行できるアザラシの着ぐるみが登場します。
4人いるのですが、その内3人は固まって行動し、
オープニングで踊ったりしますが、
残りの1人は、司会進行役の様な立ち居地の様です。
子どもたちが出てきて歌を歌ったりしますが、
体操のおじさん?みたいな人も出てきて、
私が閲覧できた映像では、
ボールをお互いに投げあったりしていました。
3人組のヴィグリの踊りで特に印象的だったのは、
3人が縦に並んでそれぞれが顔を右や左に傾ける振り付けで、
縦に並んで千手観音をやったり、
ZOO(EXILE)の縦に並んで回転する踊りを思い出してしまいました。
縦に並んで回転するのはZOOが元祖の様ですが、
縦に並んで腕がいっぱいある様に見せる感じの振り付けは、
恐らく昔からあったのでしょう。
コチラは、4人揃った絵はがきの画像です↓
Eesti Televisiooni laste laulusaade "Vigri-Migri" - Osta.ee
「絵はがき」というよりは「写真はがき」ですが、
記念にこういうのが何種類か作られているようで、
画像検索すると、幾つか出てきます。
「ヴィグリ」と言えば、1980年のモスクワオリンピックに於ける、
ボート競技の開催された、タリン会場のマスコットで、
当ブログではコチラの記事で初めて取り上げています↓
そしてコチラが、ミッテさんで購入したヴィグリ人形↓
そのオリンピックのマスコットを、
テレビ番組にも登場させたという事でしょうか?
オリンピックのマスコットがテレビ番組になるケースといえば、
例えば、モスクワオリンピックの「ミーシャ」(Миша)、
ロサンゼルスオリンピックの「イーグルサム」(Sam the Olympic Eagle)、
バルセロナオリンピックの「コビー」(Cobi)、
などがアニメ化されたりしています。
(ミーシャは、日本でもロシアでもアニメ化されています)
しかし子ども教育番組の主役にするというのは、
珍しいのではないかと思います。
その「ヴィグリ」ですが、腹這い版の人形もあるのを確認しました↓
Vahtkummist Vigri PE 1659 | Eesti mänguasjad
ヴィグリ人形のパッケージに、腹這い版ヴィグリも出ていたので、
それで分かりました。
Hülgepoeg «Vigri» :: P-30 - e-pood
ヴィグリには、まだまだ色々とグッズがあるのですが、
取り敢えずここまでにしておきます。
いつの間にか、気付いた時には、
旧社会主義圏文化の世界にドップリと浸かってしまってる私でした。
(政治思想的には中庸ですけど)
最後に、ヴィグリのOP映像のパロディを・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=aoouC-d35RU
主題歌をトランス系(?)音楽に変えているだけですが、
妙にマッチしているかも?
「ハートキャッチプリキュア」の主題歌に
インドのミュージカル映画の映像を上手く組み合わせた、
「インドキャッチプリキュア」なんてパロディ映像がありますが、
要はそんなノリですよね。