(画像はiDNES より拝借)
(画像は青少台 より拝借)
中国語題:熊猫和小鼹鼠
https://www.youtube.com/watch?v=yjZc536qCvg
《参考記事》
チェコアニメ「ゆかいなモグラ」にパンダ導入 - CRI online
VIDEO: Představuje se první ukázka čínsko-českého seriálu Panda a Krtek - Bulvár
Nové díly Krtečka budou vznikat v Číně. Odtud půjdou do světa - Hospodářské noviny
Twitter検索でたまたま見つけました。
クルテクとパンダのコラボ、想像すらしませんでした。
クルテクの作者であるズデニェク・ミレル(Zdeněk Miler)の孫娘、
カロリーナ・ミレロヴァーさん(Karolína Milerová)が、
CCTV(中国中央テレビ)との契約に合意したとのことです。
私がこのアニメの存在を知った時、
既にTwitter上で日本語でこのアニメについて語っている方が
何人かおられました。
評判は余り良くない様ですね。
チェコ人も快く思っていない、とか、
クルテクの作者は続編を望んでいなかった、とか、
ミロシュ・ゼマン(Miloš Zeman)大統領に原因がある?とか、
色々とそういった話が出ている様です。
https://twitter.com/hakume/status/528869994063343616
https://twitter.com/hakume/status/612912582723133440
https://twitter.com/hakume/status/612913848777994240
当ブログに貼ったYouTubeの映像も、「低く評価」が圧倒的です。
「ミレルは続編制作を望んでいなかった」
という記事は、コレでしょうか?↓
Krtek a Panda měli premiéru na Hradě. Nové díly budí smíšené reakce - Deník
ミレルが2011年に死去した事で、
作者の意図に反してその孫娘が続編の話を進めてしまった様ですね。
しかも、3DCGですから。
あの世界観が台無しになる、といった批判が出ているわけですね。
中国と言えば、今、周辺諸国と揉め事を起こしていて、
平和にとって脅威とも取れる行動を取っていて、
政治的にはちょっと目が離せない存在ではあります。
経済に関しても色々と話を聞きます。
まあ、それとは別に、中国アニメも目が離せないのですが・・・。
中国がアニメを国策で推進しているのは、
日本のアニメに脅威を感じているからと何かで見た事があります。
中国の子どもたちが日本の漫画やアニメに夢中ですから、
今度は文化的侵略か?みたいな認識らしいです。
(中国の子どもたちが勝手に日本の漫画やアニメを
好きになっているだけだと思うのですが・・・)
それはともかく、日本でも人気のクルテクが中国進出という事態は、
紹介せねばならない事案だと思って取り上げた次第です。
2016年初頭に、52話(1話12分)が完成予定だとか。
因みに、チェコ語の題名は「Krtek a Panda」(モグラとパンダ)ですが、
中国語の題名「熊猫和小鼹鼠」は、
「パンダ」が「熊猫」であり、
「和」は英語の「and」に相当し、
「小鼹鼠」は「モグラちゃん」を意味するので、
「パンダとモグラちゃん」となります。
今回はちょっと厳しい紹介の仕方になってしまいました・・・。