黄金の手袋の巻(המחסן של כאילו)
https://www.youtube.com/watch?v=LgPFmWeEaC0
北朝鮮のアニメ の次は、イスラエルの子供番組のご紹介で~す!!
何でこんな政治的に曰くつきの所のものばかり紹介するのでしょうか?
理由は特にありません。
単に珍しいものが好きだからです。
まあそれでも、番組の内容そのものは、とてもユル~イのです。
世界最強の諜報組織モサドを擁する国ですけど、
番組はそれとは裏腹に見ていて脱力します。
内容についての解説は、Wikipedia頁が作られています。
ヘブライ語ですけど・・・(苦笑)。
1992~1997年まで放映されていたそうです。
・・・ヘブライ語がよく分からないので、
実際に番組を観た印象を書きます。
ケイル(כאילו)
という名前のおじさんの所有する倉庫の中に、
カモーニ(כמוני)
という何だかよく分からない謎の生物が住んでいるというのが
基本設定です。
ケイルおじさんは、
何だかNHK教育TVの「いちにのさんすう」に出てくる、
「ヨシさん」に雰囲気が似ている気がします。
(オバケのタップくんと一緒に何かやっていた人です)
でも、何か発明をするという設定の様で、その意味では、
「つくってあそぼ」の「ワクワクさん」に近い気がします。
一方、カモーニの方は、西村真琴博士の製作した東洋初のロボット
『學天則』をユルくした様な印象です。
そのカモーニをデザインしたのは、
ヤイル・サビール(אילן סביר)という方の様です。
サビールさんの名前をヘブライ文字で画像検索すれば、
カモーニ以外のサビールさんのデザインした人形の画像も出てきます。
やっぱり、カモーニと雰囲気がちょっと似てます。
そういう感じのデザインの人形をお作りになっているという事ですね。
こちらのカモーニは可愛いですね↓
デザインが変わったのでしょうか?
(「キモいぞ!」というクレームでも入ったから?)
そういえば、20数年前でしょうか。
『世界まる見え!テレビ特捜部』で、
とってもチープなイスラエルのヒーロー番組が紹介されていましたけど、
イスラム勢力との諍いで気が抜けない筈なのに、
何故こんなにまで脱力的なものが作れるのか?
日本の子供向け番組も変さでは負けていませんが、
こういうのを作っている人は、
一体どういう気持ちで作っているのかと、
いつも考えています。
常に緊張感の只中にあるので、
現実逃避しているのでしょうか?
それとも、緊張のし過ぎで
タガが外れておかしくなってしまったのでしょうか?
すいませんこんな事書いて。
モサドさんに目を付けられたらどうしよう。
でも、
イスラエルに対して何かしようという気は更々無いんですが。
せいぜい、
イスラエルの子供番組にツッコミを入れるくらいです。
因みに、この番組はその時、イスラエルの小学校の生徒たちに、
「巨人の星」を試聴させるという事もやっていましたが、
イスラエルの子どもたちは、スポ根が理解出来ない様でした。
まあそうでしょう。
文化の違いですよ。
≪最後にオマケ≫
なんだこの象みたいな変なキャラは!?
「びっくりばこ」(תיבת ההפתעות)より
https://www.youtube.com/watch?v=MeQQcnWRCPk
このノリには私もタジタジ・・・。
観ていて脱力感がハンパないです。
イスラエルにも、
「セサミストリート」(רחוב סומסום)
という子供番組があるようです。
https://www.youtube.com/watch?v=yE_2gHTrwrY
着ぐるみのハリネズミが主人公ですけど、
あの「セサミストリート」とは無関係の様です。
(追記:オリジナルとは無関係というわけではなく、
イスラエルに適応した内容に改変されたとのこと)
それにしても、番組名があの“番組”と同じなのは何故?
こんなことして大丈夫なのですか?
まあ、イスラエルは、
アメリカの政治に大きな影響力があるというので、
この程度の事は大丈夫なのかも知れませんが。
いずれ詳しく紹介したいと思います!!
《追記》
3~7枚目の画像追加
「イスラエル版セサミストリート」は、
イスラエルの事情に合った内容に改変されて制作された子ども番組で、
オリジナルとは無関係というわけではありません。
主人公は「ハリネズミの少年キッピー」(קיפי בן קיפוד)で、
画家でイラストレーターのアヴネル・カッツ(אבנר כץ)
によってデザインされました。
(2024/4/2)