南相馬市小高区に住んでいる吉田美惠子です。毎週金曜日に「原発いらない金曜行動をやっています。次の文章は12月6日の金曜行動の時にお話ししたことです。原発や核のない地球を次の世代の人達に残したいと活動しています。吉田は語り部活動もしています。皆様の所にも伺って原発の恐ろしさをお話ししたいです。

 

2019年12月6日(金)金曜行動

 

 女川原発2号機に再稼働合格が出て、気を揉んでいたところに今度は、島根原発2号機にも再稼働合格判断の見通しが出る見込みと新聞に出ていました。日本の過疎地の至る所に立地している原発に、再稼働の合格が次々に出るのはどういうことでしょうか? 

 島根原発は島根半島の日本海側にある原発で中国電力の原発です。立て続けに再稼働させていいものでしょうか。日本の原発の安全性は世界一と安倍晋三さんが私たちに言ってごまかしてきました。安全であると言われてきた第一原発事故を、経験した私たちにはショックです。

 原子力規制委員会は原発は恐ろしいと運転に反対している立地自治体の人たちのことを考えないのでしょうか?規制委員会の委員たちは原発立地している処から遠くに住んでいるので恐ろしさは感じないのです。そして、規制委員会とは名ばかりで、委員は原発推進の人や原子力ムラの住民達です。原発推進の行政委員会(三条委員会)です。

原発は海に面した貧しい農漁村に狙いを定めて立地させ、危険な原発を受け入れた自治体には、ご褒美として多額の原発マネーを注ぎ込んで来ました。原発を受け入れた自治体は安全に生活することを差し出して、代わりに危険な原発を受け入れて、不安な生活する道を選び、その代償として政府から多額の資金をもらってきました。原発はお金で誘惑しないと、誰からも見向きもされない危険で金まみれの発電です。

 今、政府、経産省は電気自動車の普及に力を入れています。ガソリン車からでるCo2を減らせるからということです。そして電気自動車EVの電気は原発で作った電気を使わせるようです。この電気自動車のために原発再稼働を推し進めています。電気自動車を走らせるには電気を貯める蓄電池が必要ですが、今年のノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんのリチウム電池を使うようです。自動車でリチウム電池を使うには、まだまだ研究開発が必要ですが、原発の電気を吉野さんの電池で使うなど、使ってほしくないです。

 政府は原発をやめようとはしません。引き続き全電力の25%を原発でまかなうとしています。が、原発は立地・周辺の人々の犠牲の上に成り立っている差別の発電です。原発は環境も汚染します。原発の過酷事故を経験した日本がとる道は、原発依存をやめて、原発の代わりのエネルギー社会を作ることです。それには再生可能エネルギーもありますし、燃料電池もあります。 

 原発の電気を使う電気自動車に代わるものとして、燃料電池車の普及を望みたいです。