次は9月22日の南相馬市の金曜行動でお話したことです。  発信者は南相馬市小高区の吉田 美惠子です。皆様、脱原発を草の根運動でやりましょう。

 

2019年9月20日(金) 金曜行動

 

 9月19日、東電強制起訴の刑事裁判の判決が出ました。被告の東電責任者の3人に無罪が出ました。残念な判決です。東京地裁の永渕健一裁判長は、被害者の現状を見ないで判決を出しました。この判決は到底、納得のいくものではありません。

 今日の原稿は、地元紙の記事を参考にして、書きました。

 第一は大津波の予見可能性があったかどうかでした。ここで大地震の予見可能性がはずされたのは、東電が地震で壊れた原子炉建屋内を暗くて見ることが出来ないと言って、地震による被害調査を妨害したため、地震で原発が被害を受けたかが隠されて、大津波で被害を受けただけとなってしまいました。複雑なパイプや配線が絡み合っている原発が、大地震で被害を受けないことはありません。

 大津波が予見できたかどうかは、判決では「長期評価」に信頼性が十分でなかったと結論付けました。が、M8クラスの地震が起こることは「地震調査研究推進本部」内で、大きな異論がなく、発生確率に一定の幅があるという事です。大地震と大津波が襲うと言うのが予見されていました。東電が危機感を持って、その予見に従って対策を講じなかったのです。その他にも旧経営陣が、地震、津波に関して十分な情報収集をしていなかったことが明らかになり、重大事故を回避する義務を怠っていました。

 第二の争点は結果回避義務を怠ったかという事です。もし、東電が大地震・大津波に対策をしていれば、今回の大事故は避けられたとするのも、経営陣に責任なしとされました。

 今度の事故で非常用電源などを高い所に付けるまでの間は運転停止にするような企業の判断があって然るべきでした。が、経営を優先する東電では運転停止をしないで、そのままずるずると運転を続けて、過酷事故に陥りました。判決では、危険な原発への対応を注意義務としたことは疑問です。原発は核分裂を起こさせて熱を出して発電する、危険な発電方法なので、注意義務よりも強い義務を課して事業者に事故対策を促すべきでした。

 双葉町の被害者はテレビで、原発の重要機器である非常用電源などを、高い所に上げてほしいと東電に何度も頼んでいたのに、無視され続けてとうとう過酷事故を起こされてしまったと悔やみと怒りで話されていました。原発立地・周辺の住民は避難を余儀なくされて、命を落とす人もたくさんいました。

 双葉郡の町村を見ると無残な現状が見えます。大熊町と双葉町・浪江町は帰還困難地域が広く、朽ちた住居が残っています。住めないから人も住んでいません。原発に壊された町と村です。その帰還困難地域を外国人が白い服を着て侵入して、写真を撮りSNSに流して喜んでいるのは悔しい思いです。原発で地域振興するなど、うその話です。双葉郡は原発がなかった頃の、自然が豊かで国土保全の見本のような地域だった、元の双葉郡に戻れないかもしれません。

東電責任者の3人に無罪が出ました。残念な判決です。東京地裁の永渕健一裁判長は、被害者の現状を見ないで判決を出しました。この判決は到底、納得のいくものではありません。

 今日の原稿は、地元紙の記事を参考にして、書きました。

 第一は大津波の予見可能性があったかどうかでした。ここで大地震の予見可能性がはずされたのは、東電が地震で壊れた原子炉建屋内を暗くて見ることが出来ないと言って、地震による被害調査を妨害したため、地震で原発が被害を受けたかが隠されて、大津波で被害を受けただけとなってしまいました。複雑なパイプや配線が絡み合っている原発が、大地震で被害を受けないことはありません。

 大津波が予見できたかどうかは、判決では「長期評価」に信頼性が十分でなかったと結論付けました。が、M8クラスの地震が起こることは「地震調査研究推進本部」内で、大きな異論がなく、発生確率に一定の幅があるという事です。大地震と大津波が襲うと言うのが予見されていました。東電が危機感を持って、その予見に従って対策を講じなかったのです。その他にも旧経営陣が、地震、津波に関して十分な情報収集をしていなかったことが明らかになり、重大事故を回避する義務を怠っていました。

 第二の争点は結果回避義務を怠ったかという事です。もし、東電が大地震・大津波に対策をしていれば、今回の大事故は避けられたとするのも、経営陣に責任なしとされました。

 今度の事故で非常用電源などを高い所に付けるまでの間は運転停止にするような企業の判断があって然るべきでした。が、経営を優先する東電では運転停止をしないで、そのままずるずると運転を続けて、過酷事故に陥りました。判決では、危険な原発への対応を注意義務としたことは疑問です。原発は核分裂を起こさせて熱を出して発電する、危険な発電方法なので、注意義務よりも強い義務を課して事業者に事故対策を促すべきでした。

 双葉町の被害者はテレビで、原発の重要機器である非常用電源などを、高い所に上げてほしいと東電に何度も頼んでいたのに、無視され続けてとうとう過酷事故を起こされてしまったと悔やみと怒りで話されていました。原発立地・周辺の住民は避難を余儀なくされて、命を落とす人もたくさんいました。

 双葉郡の町村を見ると無残な現状が見えます。大熊町と双葉町・浪江町は帰還困難地域が広く、朽ちた住居が残っています。住めないから人も住んでいません。原発に壊された町と村です。その帰還困難地域を外国人が白い服を着て侵入して、写真を撮りSNSに流して喜んでいるのは悔しい思いです。原発で地域振興するなど、うその話です。双葉郡は原発がなかった頃の、自然が豊かで国土保全の見本のような地域だった、元の双葉郡に戻れないかもしれません。