第5859の解体ー瞑想するということ その7 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

ザンネンなことだけど・・・

瞑想するということ

今のボクらは・・・

とても素晴らしい成果を上げているとは言えない。

生活は便利になり、きらびやかな商品、製品を大量生産し、ありとあらゆる文化や娯楽が誕生し、多くのビョーキを克服、寿命は驚くほど長くなっている。

日進月歩の科学は宇宙誕生の謎にまでその手を伸ばし、実に多くのこと解いてきた。
でもね、ボクらの

精神は一向に深まってはいない

んだよね。

車もない、飛行機もない、特効薬もない、スフレもない、ヒップホップもない、バーキンもない、スマホもない、オンラインゲームもないような、自然と調和して生きていた時代の精神と比べて、今の方が格段に優れているとは決して言えないということを、ボクらはどう捉えることが出来るのだろう?

便利になること、科学的になること、長寿になること、外見が麗しくなることとボクらの精神的熟達度はまったく比例しないんだ。むしろ、飛び交う情報に振り舞わされ、無数の享楽に埋没し、目先の安全に酔いしれるような今とい時代の方が

圧倒的に心や魂は荒んでいる

と考えた方が良い。

ハッキリ言えば、ボクらは自らのココロの声を聞かずに生きている。
というより聞こえなくなってしまっている。
もちろん、魂なんてものは架空の設定であるかのように考えるようにもなってしまっている。

かつてボクらの祖先が日常的に触れ合っていた神秘、大いなる世界は、今のボクらにはフィクションでしかない。文化的、文明的、科学的なボクらこそが進歩したニンゲンの最先端にいると思い込むほどにボクらはダメになってしまったんだ。

このことが分かるには、やはり瞑想しかない。
論理的に考えを運んでもダメ。論理なんてものはゼッタイでもサイコーでもないんだよ。

まだ間に合う。
ボクらにもやり直す時間はある。
そう長くはないかも知れないけど、諦めることはない。

さあ、どうする?