昨日は、ご縁があって

ハノイにある日本語学校
「ハノイリンク日本語教育センター」

を訪問させていただきました。








学校に入った瞬間

外にいた生徒さんたちに




「こんにちは!!」と深くお辞儀をされて
とてもびっくりしました。









ここの学校の生徒さんたちは、

寮に入って、日本語を半年から1年間学び

面接を受けて日本へ働きに行くそうです。








だから、挨拶の礼儀がきっちりしているみたいでした。 










教室の前に、こんなものがありました。


大切なこと。




階段を登っているときも、
一段一段、日本語とベトナム語で
とても良い言葉がかかれていました。










そして、教室に入ると
生徒のみなさんが素敵な笑顔で迎えてくれました








そこで、私たちの自己紹介と

たくさんの質問を受けました。




はじめに入ったクラスは

もうすぐ日本へ働きに行く生徒さんたちが多く、

「大阪はどんなところですか?」
「北海道の天気はどうですか?」

など日本のことについて聞かれたり







「ベトナムに来てどうですか?」
「ベトナムの料理はすきですか?」
「ベトナム人についてどう思いますか?」

など、私たちから見たベトナムのことについても
聞かれたり


たくさんお話をさせていただきました。








すると、

「失礼します!入ってもよろしいでしょうか!」

と丁寧な挨拶で、他のクラスの生徒さんが入ってきました






日本語を勉強することはできるけど
実際に日本人と話す機会はないんです。

だから、私たちはみんな
日本の人と話したい!と思っています。



と何度も言われました。








やっぱり、その国の言語を習得するには
その国の人と話すことが一番なのだと思います






だから、ここの生徒さんたちの
日本人と話そうとする積極性に

私もこうあるべきだな、と思わされました。










普段、学校で英語を勉強していても
実際に使う機会は少ないです。

いえ、機会がないことを言い訳にして
使おうとしていないのかもしれません。






用意された文章を他の言語に変える。

これは単なる翻訳であり

自分の考えを、自分の言葉を
他の言語で伝えることが言語の習得です。






難しい文章を理解できることも大切なことだけど

他言語を学び、人と言葉を交わす
そしてそれが通じ合って理解し合えることこそが

言語習得の醍醐味であるのだと思いました。




 









ここの生徒さんたちは

私の話す日本語を一生懸命理解しようとして

近くの人と、こうだよね。とか話したり



自分の言葉を伝えようと

必死に考えながら話したりする中で





完璧じゃなくても、
とにかく何かを日本語で話そうとしている姿が
とても印象的でした。





誰も間違いを恐れないし
間違いを馬鹿にする人もいない。










自分自身の他言語習得へのあり方について
考えさせられました。














たった半年間で日本語を勉強し、日本で働く。



私たちと同世代の人もたくさんいたし、

小さなお子さんを残して働きに行くという人もいました。



不安も大きいと思います。



でも、みんなとてもいきいきしていました。








そんな彼らに勇気をもらいました。


形は違えど、外国に行って

言葉がなかなか通じない中で過ごす
という意味では

私も同じ思いで頑張りたいと思います。











ハノイリンクの皆さん
そして、お誘いしてくださった方

本当にありがとうございました




またどこかで会いましょう☺️


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