また一人、日本のロック黎明期から

 

世界を切り拓いて来られた侍が旅立たれました。

 

『鮎川誠』

 

享年74歳。

 

 

・・・私事で恐縮ですが

 

ここ近年、アメブロ記事を

 

更新する切っ掛けとなっているのが

 

敬愛するアーティストの追悼という

 

その事実が我ながら、やるせなく思います。

 

 

鮎川さんを想い浮かべる時

 

私の中ではいつも、最愛の奥様である

 

『シーナ』さんと一緒です。

 

何処に行く時にも、何をする時にも一緒で

(勿論、100%そうではありません)

 

本当に仲睦まじく

 

互いが互いをリスペクトし合っている様子が

 

その空気感から常に伝わって来るのです。

 

だから、2015年にシーナさんが旅立たれた時

 

そして、その後も

 

『鮎川さんの胸中や如何ばかりか・・・』

 

そう想うと、涙が零れる時が何度もありました。

 

 

鮎川さんは、昨年5月に医師から

 

余命5か月の宣告を受け後も

 

『みんなに心配をかけたくない』

 

との理由から病気を公表しなかったといいます。

 

そして、治療に専念するという道を敢えて選ばず

 

『1日でも多く、1回でも多く

ファンの方々の前に立ってライヴをする』

 

という、最愛の奥様である

 

シーナさんが選ばれた道と同じ道を選択されました。

 

・・・

 

・・・

 

本当は、まだまだ

 

お伝えしたいことが山ほどあるのですが

 

今の私には限界のようです。

 

 

・・・最後に

 

こんなことを申し上げたら不謹慎かもしれませんが・・・

 

鮎川さんが旅立たれたこと

 

それは、途方もなく淋しいことには違いないのですが

 

一方で私は今、”この真実に幾許かの救済を感じている”

 

というのも嘘偽りのない気持ちです。

 

『肉体を脱いで、魂の片割れである

シーナさんのもとに旅立たれた鮎川さんだから

きっと今頃は、何の制約もなく

”ひとつの魂”に還っているに違いない』

 

 

鮎川さん、長い間

 

最高の本物のロックンロールを体験させて頂き

 

有り難うございました。

 

~ご冥福を心より、お祈り申し上げます~