大凡40年の長きに亘り

 

私の中で常に『No1』で有り続けた

 

そして、これからも有り続けるであろう

 

唯一無二のギタリスト

 

『ジェフ・ベック』さんが逝去されました。

 

享年78歳。

 

 

・・・今は、我が哀しみながらも

 

その大きさ、深さを計り知ること適わず

 

多くを語ることが出来ません。

 

されど、そのような中に於いても

 

『どうしても、これだけは申し上げておきたい』

 

との想いから、この記事をしたためている次第です。

 

 

27歳でこの世を去った天才ギタリスト

 

ジミ・ヘンドリックスさんが切り開いた道。

 

その本道に対し、更なる大きな道を新たに開拓し

 

繋げることが出来たギタリストがいるとしたら

 

それは紛れもなく『ジェフさん唯一人』だと確信します。

 

取り分け、ストラトキャスターの潜在能力を

 

ジミさん以上に引き出すことに成功したギタリストは

 

ジェフさんを措いて他には存在しません。

 

それも、ドラッグの力を借りることなく

 

アルコールに溺れるでもなく・・・

 

 

ジェフさんは、『常に革新的アプローチ』で

 

ギターに相対しておりましたが

 

所謂『泣きのギター』を弾かせてもピカイチ。

 

他の追随をゆるさない名演を遺しております。

 

私と同世代、或いは先輩諸氏の方々にとっては

 

泣きのギターと云えば

 

サンタナさんの『哀愁のヨーロッパ』と並んで

 

『この曲』が胸に蘇るはずです。

 

・・・今、世界中でどれほどの方が

 

この曲を聴きながら

 

ジェフさんを偲んで居られることでしょう。

 

『心より、ご冥福をお祈り申し上げます』

 

 

ジェフ・ベック / 哀しみの恋人たち