ある中国語セミナーに参加していた時に、女性に俺の趣味は読書で、定期的に読書会に参加していることを話したら「ビブリオバトルって知ってる?やってみなよ!」と言われたことが本書との出会いだ。
すぐスマホを出して『ビブリオバトル』と打ち込んでみると、読書会はビブリオバトルから派生したものだということを知る。

ビブリオバトルの公式ルールを説明しよう。

1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。

2.順番に一人5分間で本を紹介する。

3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に対するディスカッションを23分行う

4全てに発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。


ビブリオバトルをやることで、本を通して、人が見えてくる。

面白いと思った本を紹介を通して、人柄や趣味嗜好がわかる。五分の語りを通して自分が出せ、堂々とアピールできるようになっていく。

ビブリオバトルという場を通じて、お互いの個性が認識され、書籍の情報も人の情報もコミュニティの中で共有されていく。このような体験を通して、プレゼンテーションスキルも向上する。

しかも、本というのは、頭のいい人が言いたいことを書いた物だから、読書習慣を付けるべきだ。


新潮文庫が100冊のオススメ!とかイベントをやったり、この本読めよ!と先輩が言ってきて、素直に勧められた(?)本を読んでみたが、いい本に巡り出会えたことが一回もない。

本当に読みたい本は自分で興味を示して探すべきだと俺は思う。


読者諸賢に俺が実践的にやっている良書との出会い方の例を挙げてみる。


1:自分が関心や好意がある人が読んでいる本を聞く。


2:読書会に参加する


3:タイトルで選ぶ


概ね一般的なやり方だと思う。

一番は、特に効果的だ。3は、あまり効果的ではないが、タイトルっていうのは、かなり重要なので、読んでいる時に、意味不明なタイトルが結び付いたりすることは多々あるから、それはそれで面白い。


来月には、読書会を主催してみようと思っている。それで後々には、ビブリオバトルに出てみようかと思っている。