
三毛猫 ~ X 染色体不活化
1.X染色体 不活化
哺乳類の性染色体の構成は、オスはXY、メスはXX 。
⇒ メスは2本のX染色体を持っている。
Y染色体には、精子形成や性決定に関わる遺伝子が50個ほどあるだけなので、哺乳類の生存にはY染色体の有無はあまり影響しない。
しかし、X染色体には、生存に不可欠なものも含めて
1,000個ほどの遺伝子がある。
◎そのため、オス・メス間でX染色体の遺伝子量の差を補正するメカニズムを進化させた。
それが ⇒『X染色体の不活性化』
すなわち、胚発生の初期にメスは2本あるX染色体のうちの1本を不活性化(働かなくする)し、機能するX染色体をオスと同じ1本になるようにする!
2.メスの身体は「モザイク」
X染色体不活化 はランダムに起こるため、メスの体細胞集団では、父親由来のXが不活化された細胞と母親由来のXが不活化された細胞が混在する。
これによりメスの体は「遺伝的モザイク」状態となり、X連鎖遺伝子の発現パターンが組織や細胞によって異なる。
つまり、
「メスは、両親の中間」
「オスは 母親似」
3.三毛猫
ネコでは毛の色を決定する遺伝子がX染色体上に配置されている。
三毛猫は メス
以 上
