脳 を貸す
≪相談 の事例≫
A:この前も言ったけど、何か仕事は探してみた?
B:いやまだ、自信がなくて・・・働きたいんだけど。
A:もっと自信を持たなくっちゃダメだよ。 やってみないとわからないだろう。
Bは、怒られている感じで、Aには相談しにくい。
Aは親切心のつもりだが、Bにはプレッシャがかかっている。
相談は、
相手が欲しいものだけを提供すればよい。それはアドバイス。
しかし、どうしても、自分の感情や価値観も付けてしまう。
相手を裁いてしまう。
モノを貸す場合は、そういう問題は起こらないが、
智慧を貸す場合は、大抵そうなる。
コツは、自分の価値観や感情は押し付けないこと。
感覚としては、
『相談に乗る』 (相手を自分に引き寄せる、相手と自分を比べる)
というより、
『脳を貸す』 (相手に合わせる、相手の必要なものだけ提供する)感じ が良い。
上のことは、「相談」に限らず、「人とのコミュニケーションすべて」 にあてはまりそうです。
以 上