明治憲法 の問題点 2 | 大局観

明治憲法 の問題点 2

1.ある会社のできごと
会社の規定で、次のように定められている。
①社長は世襲
②社長に文句を一切言ってはいけない
③失敗しても責任は部下にある

こういう会社は絶対うまくいかないだろう。


2.話の続き
三代目社長は、会社規定に疑問を感じた。
「社長の失敗を、部下に取らせる」は、部下に気の毒である。
それでとった行動は、
責任を取らされる部下に仕事を任せ、社長は口出しを控えた。

結果として、部下は自部署に利することを互いにやり始め、会社全体の一本化された方針はなくなった。
どの部署も、失敗しても撤退には反対し、被害を大きくしていった。

そしてその後、その会社は倒産した。


上の話で
会社は日本国
会社規定は明治憲法(大日本帝国憲法)
社長は天皇
三代目社長は昭和天皇


戦前は、やっていることがバラバラであった。
全体の統括者がいないし、責任者が誰だかわからない。 







以 上