北極にもオゾンホール発生! | 大局観

北極にもオゾンホール発生!

今年初め北極にもオゾンホールが発生しました観測史上初めて)。
北半球は、緯度の高い所にも多くの人が住んでいるため、今後の影響が懸念されます。

上空20~30kmにあるオゾン層は、有害な太陽の紫外線を吸収し生物を守る働きをしています。
紫外線は、皮膚ガン・白内障などの原因となります。

<経 緯>
1980年代、世界各国でフロンを使っていた。
その後「フロンがオゾン層を破壊する」ことがわかり、
1987年、フロンの使用が禁止された(モントリオール議定書)
しかし2050年まで大気に残存すると言われている。

<異変は南極で始まった>
オゾンホールが1982年に初めて南極上空で発見されました。その後どんどん大きくなり、2009年9月17日には南極大陸より大きくなりました。大きさは、2000年以降ほぼ同じ。

<なぜ、南極にオゾンホールができたか?>
フロンは通常の大気温ではおとなしくしているが、-80℃に下がると活性化しオゾンを破壊し始めます。

南極上空の成層圏の平均気温は4~7月に、-80℃から-90℃になるためオゾンホールが発生します。

一方、北極は過去、冬でもそこまで下がらなかったので、北極上空ではオゾンホールはできないと考えられてきました。

<ついに、北極にもオゾンホール>
しかしところが、今年3月~4月半ば、突然、北極上空にオゾンホールが現れました(南極オゾンホールに匹敵する大きさ)。
そして、北極を取巻く各国(北欧・ロシア・カナダなど)上空を通過しました。日本上空も一部が通過。

<なぜ、北極にできたか?>
上空の気温が、平年より10℃も低かった。

<なぜ低かったか?>
詳しいメカニズムはまだわかっていません。

北極オゾンホールに要注意です。



以 上