星の大爆発  ぺテルギウス | 大局観

星の大爆発  ぺテルギウス

近々、星の大爆発があるそうです。
それも、近くの星が・・・


それは、オリオン座の星 ベテルギウス です。
地球から640光年先にあり、直径は太陽の1000倍、質量は太陽の20倍という大きな星です。
大きな星は、最後に超新星爆発を起こします。

この星は200年以上前から脈動(大きさが7%変わる)が確認されていますが、最近15年では15%も収縮しているのです。爆発の前兆。いつ爆発してもおかしくありません。2012年に爆発するという学者もいます。

爆発すると、かつて人類が経験したことのない規模の爆発になります。

<過去の爆発>
人類が確認(肉眼で)した超新星爆発は過去9回ほどあります。

発見年    星座       銀河       距離
 185年  ケンタウルス座  銀河系      3300光年
 393年  さそり座        銀河系      3000光年
1006年  おおかみ座      銀河系     7000光年
1054年  おうし座       銀河系      6500光年
1181年  カシオペア座    銀河系    26000光年以上
1572年  カシオペア座    銀河系      7800光年
1604年  へびつかい座   銀河系     16000光年
1885年  アンドロメダ座    アンドロメダ銀河 230万 光年
1987年  かじき座     大マゼラン雲 168000光年
   
ベテルギウスは、地球からたった640光年しか離れていません。人類が過去に経験したことのない至近距離です。

<爆発の影響>
①爆発すると、満月の100倍明るくなります(3か月間)。夜も明るくなります。

②爆発時に、強力な放射線(ガンマ線)が自転軸方向に放射されます。これが地球に当たると、オゾン層が破壊され、地表は8年間ほど太陽の紫外線にさらされます。

過去、4億4千万年前に、強力な放射線が地球に当たったらしく大量絶滅がありました(オルドビス紀)。

今回は、放射線(ガンマ線)は、地球をわずかに外れ当たらないらしいのですが、距離が近いので何らかの影響があるかもしれません。

楽しみだけど、怖くもある現象です。


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ベテルギウス「超新星爆発」は 10万年以上先か
2021年2月21日

オリオン座の星として知られるベテルギウスは、星としての一生を終える際に起きる「超新星爆発」を近く起こすのではないかとされてきましたが、星の大きさから解析したところ「超新星爆発」は10万年以上先だとする結果を東京大学などの研究グループがまとめました。

オリオン座のベテルギウスは赤く大きな星として知られ、近く超新星爆発を起こすのではないかと専門家に注目されていました。

東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の野本憲一上級科学研究員などのグループは、明るさの変化や温度のデータをもとにベテルギウスの内部の状況を解析したところ、半径は太陽の半径のおよそ750倍と、これまで想定された大きさの3分の2程度と推定しました。

グループによりますと、この大きさではヘリウムの核融合がしばらく続く状態だと考えられ、「超新星爆発」を起こすのは10万年以上先になるとみられるということです。

野本上級科学研究員は「ベテルギウスの超新星爆発は、残念ながら今生きている私たちが見ることはできないだろう」と話していました。



以 上