こんにちは!
本日の記事の概要は以下の通りです!
・昨年7月の議会運営委員会の行政視察の初日の夜に、一部の市議と市職員がキャバクラに行ったことに対する辞職要求などの告発文が市に届いた
・強要罪にあたるとして、自民党市議は警察に被害届を提出した
・一方、被害届を提出しなかった公明党の関係者は、「信頼を裏切り、本人も深く反省している。今後は襟を正したい」とコメントをした
以下、本題です!
こんなニュースがありました!
昨年7月に実施した行政視察の夜に、小田原市議会議長と他の議員、市職員が深夜までキャバクラなどに行って遊興したようです!
そして、議員の謝罪や辞職、再発防止告発文が市に届き、それに対して強要罪であると警察署に被害届を提出したようですね~。
まず、その行政視察報告書を見てみましょう!
市のHPで検索したら、このページから見られました!
こんな感じでありましたね~。
1泊2日で、大阪府八尾市と岸和田市に行ったようです!
移動時間を考えると、1日目で八尾市、2日目で岸和田市に行ったようですね~。
八尾市の調査項目では
1 予算決算常任委員会について
2 常任委員会の所管事務調査の充実・強化について
3 視察項目についての考察
岸和田市の調査項目では
1 議会運営について
が記載されてますね!内容は難しいですが、ちゃんと書かれてますね~。
さて、今回はこの行政視察の日の夜にキャバクラなどに行って深夜まで遊んだようです!
ただまずは、ここで私の考えを明らかにしておきます!
視察の夜に私費でキャバクラに行ってもいいと思いますよ!
Yahooニュースのコメントを見ても、そこについてはいろいろな考えがあるのは分かってますが、居酒屋に行くのはOKで、キャバクラはNG、と言う考えはよく分かりませんね~。
全て外で飲むのはNG、という主張なら分かりますが、飲む場所が違ったらNG、というのは分かりませんね!
キャバクラだって、許可を得て適法に営業しているお店ですしね~。
ただ、次の日も視察があるのに午前0時過ぎまで遊んでいたのは、意識が低いと言われてもしょうがないかもしれませんね~。
話を戻します!
記事を引用すると、
5人は自民、公明、日本維新の会に所属。視察は公費約60万円をかけ、議運委員と議会事務局職員ら計11人が昨年7月に1泊2日の日程で大阪府内を訪問。初日の夜に議長ら5人と議会事務局職員1人が私費で大阪・心斎橋の「熟女キャバクラ」に入店し、2軒目のバーも含めて翌日午前0時過ぎまで飲んだ。
とされているので、キャバクラに行ったのは、1日目の夜のようですね!
さて、ここで気になるのが、誰が行ったのかについてです!
記事によると自民、公明、日本維新の会の5名の議員のようですね~。
行政視察報告書のメンバーが載っているところを見てみましょう!
ここから、まずはこの視察に行った市議を会派ごとに整理してみることにしました。
会派別議員名簿はこちらのHPにありました!
誠新:神戸秀典さん 大川裕さん 宮原元気さん
志民・維新の会:杉山三郎さん 鈴木敦子さん
の10名ですね~。まあ、女性議員は行ってないと思うので最初から除くと、男性議員は7名ですね~。
さて、ここから自民・公明・維新の5名とあるので絞り込んでいきましょう!
と言っても、公明党以外は会派名と自民党などの繋がりが良く分かりませんね~。
まあまずは、大川裕さんが報道に載っているので、大川裕さんは言うまでもなく確定です!
大川裕さんについて調べてみたら、こんな記事がありました!
2012年の古い記事ですが、自民党の推薦に決定したとの記事なので、恐らく自民党の方なのでしょう!
https://ookawayutaka.jp/category/activity/
こんなHPもあって、「自民党小田原支部青年局大会」への出席もされていました!
ここで、過去の行政視察について書いてあるので、今回も報告してほしかったところですね~。
すると、「誠新」という会派は自民党の方の会派なんでしょうか?
「誠新」について調べてみたら、
こんな記事がありました!
超党派のようですね~。よって、全員自民党、と言うわけでもなさそうです!
ただ、この記事に「神戸秀典さん」も自民党だと書いてありました!
「誠新」のもう1人の参加者、「宮原元気さん」は検索したら、ご本人のHPにこんな記事がありました!
https://www.genkimiyahara.jp/blog/b3a4309d9ef
引用しますと、
自民党の先輩でもある、大川議員、神戸議員、同期の池田議員、連合や西湘教員組合推薦の清水議員、新人で63歳の元校長くわはた議員、ここに私を加えて新生「誠新」です。
とありました!これで、大川裕さん、神戸秀典さん、宮原元気さんは自民党で確定ですね~。
続いて、「誠和」の武松忠さん 篠原弘さんについては、検索しても良く分かりませんでした!
「公明党」の金崎達さんは、ここで公明党は1人なので確定です!
「志民・維新の会」の杉山三郎さんは調べたら、
日本維新の会で出てきました!ということは確定ですね~。
まとめると、
1 大川裕さん(報道より)
2 金崎達さん(公明党)
3 杉山三郎さん(維新)
の3名は確定です!
他2名は分かりませんが、後述しますが、篠原弘さんは「当事者ではない」と報道にあったので違うようですね~。
予想では、大川裕さんと同じ会派の誠新の2名の方じゃないかと思います!
(※あくまで予想で、違ったら申し訳ありません。更に、私はキャバクラに行ったことは特に問題無いと思ってます。)
さて、誰がキャバクラに行ったのか考察したところで、次の話に行きましょう!
記事を引用すると、
告発文は同9月に篠原弘副議長と議会事務局長宛てに匿名で届き、5人がキャバクラに入店する写真なども証拠として添えられていた。「市議会の信用を大きく失墜させる行為」と糾弾し、議員の謝罪や辞職、再発防止を求めた。
とありました!5人が入店する写真も証拠としてあったようです。これは衝撃ですね~。
一体誰が、どうやって撮影したんでしょうか!?
あり得る可能性を全部上げてみると
1 視察に同行していた市職員
2 視察に同行していた市議会議員
3 偶然通りすがりでキャバクラに入るところを目撃して、偶然小田原市議を知っていて撮影した誰か
4 ホテルを出るところから尾行していた誰か
の4つですね~。まあ、3は無いとして、一体どういった状況でこんなことになったのか、
真実は私のような部外者が分かるはずがありませんね~。
そして、ここからが結構Yahooニュースのコメントで議論されていますね~。
記事を引用すると、
複数の関係者によると、告発を受けて5人と議会事務局は「視察への影響はなく法的に問題ない」として辞職を拒否。逆に告発者が「(再発防止策などが)誠実かつ迅速に実行されなかった場合には事実を社会に公表せざるを得ない」としたことに対し、小田原署に被害届を提出した。
とあり、まあ辞職を拒否したのは当然ですよね~。
ただ、「事実を社会に公表せざるを得ない」と書いてあったことに対して、被害届を出したとのことです。
強要罪のおそれがあるということみたいですね~。
また、続く記事を引用すると、
一方で情報を知った市民団体が同10月に告発文を情報公開請求したところ、市議会は公益通報者保護を理由に文書の存在すら明かさず非公開とした。団体関係者は「片や公益通報者保護を名目に情報公開を拒み、一方で通報者を犯罪者と見なしてあぶり出そうとしており、議長らの行動は矛盾している」と批判した。
とありました!
ここでまた何故か市民団体が情報を知って、告発文の情報公開請求をしたようです。
この市民団体がどういう団体なのか、名前などが気になるところですね~。
ただ、市議会は公益通報者保護を理由に、文書の存在すら明かさなかったようです!
気になるのが、「公益通報者保護を理由」というところで、明らかにすると、
告発文の内容を見ると身内に告発者が居たと分かってしまうので、存在すら明かさなかったんでしょうかね~。
何故なら、告発者の氏名などは黒塗りされるでしょうから、「通りすがりに、小田原市議がキャバクラに入っていくのを見ました」のような内容だったら、開示しても「公益通報者が分かってしまう事態」にはつながりませんからね~。
ここまで来ると、告発文の内容が凄く気になりますね~。
情報公開請求をかけてみようか、とも思ったんですが、かけても開示されないんじゃ手に入れる方法は無いですね!残念です!
となると、告発者は先ほど上に書いた「視察に同行していた市職員若しくは視察に同行していた市議会議員」なんでしょうね~。
誰か一人と言うより、複数の方で実施したのかもしれませんね~。
そして、情報公開請求には、文書の存在を秘匿しつつ、告発者に強要罪だと被害届を出していることをこの市民団体から矛盾していると言われています!
そう言われてみれば、確かに一理ありますね~。
そもそもこれ、状況的に告発までは第三者が関わっているとは思えないので、完全に内輪の問題だったように思えますね!
それを第三者を装って告発文出したり、それを受けて警察へ被害届を出すって、身内同士で一体何をしているのか良く分かりませんね~。
そして、続く記事を引用すると、
刑法の強要罪は本人やその親族に対して生命や名誉などに害を与える旨の告知をし脅迫した場合が対象となるが、告発文の宛先は当事者ではない篠原副議長らだった。かながわ市民オンブズマンの大川隆司弁護士は「告発文は『辞職すべきだ』との考えを示しているだけで、脅迫にも当たらず強要罪で訴えることはナンセンス。告発文を公開したところで通報者が特定されるわけがなく、通報者保護を理由に情報公開を拒むのは筋が違う」と説明する。
とありました!ここでいきなり「かながわ市民オンブズマン」という団体が出てくるのはどういうことなんでしょうか?
これが、上で出てきた「情報を知った市民団体」なんでしょうかね!これは全く分かりません!
検索したら団体のHPが出てきました!
活動報告を見ても、今回の件は書いてありませんでしたね~。
そして、この団体の大川隆司弁護士によると、
「告発文は『辞職すべきだ』との考えを示しているだけで、脅迫にも当たらず強要罪で訴えることはナンセンス。告発文を公開したところで通報者が特定されるわけがなく、通報者保護を理由に情報公開を拒むのは筋が違う」
とのことです!警察の判断が分かりませんが、法律の専門家の弁護士の方が、「強要罪で訴えることはナンセンス」と言っているのは参考になりますね~。
ここで、強要罪について調べてみると、
(強要)
第223条 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。
2 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とする。
3 前2項の罪の未遂は、罰する[1]。
とありました!
ニュースの記事の
複数の関係者によると、告発を受けて5人と議会事務局は「視察への影響はなく法的に問題ない」として辞職を拒否。逆に告発者が「(再発防止策などが)誠実かつ迅速に実行されなかった場合には事実を社会に公表せざるを得ない」としたことに対し、小田原署に被害届を提出した。
ここを見ると、事実を公表するぞ、と言われたことに対して、強要であると市議は判断したようですね~。
即ち告発者を「名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して」、「人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者」とみなしたということでしょう!
ただ、市議はこのキャバクラに行ったのも「視察への影響はなく法的に問題ない」としてるんですよね~。
つまり、「視察への影響はなく法的に問題ない」と自分たちで言っていることを「事実を社会に公表せざるを得ない」と言われたことに対して、辞職などの「人に義務のないことを要求する行為」が強要罪にあたると判断し、被害届を出したことになります。
ここで不思議なのが、市議は「視察への影響はなく法的に問題ない」と判断しているので、別に公表されたとしても、痛くも痒くもないと思うんですよね。
例を挙げると、過激派の菜食主義者のような人が仮に居たとして、自分が吉〇家で牛丼を食べるために店に入ったところを写真に撮られて、
「牛が可哀そうなので食べるべきではないのに、あなた達は牛を食べるために吉〇家に入りましたね。この事実を公表してほしくなければ辞めなさい。」と言う告発文が届くとしますよね。
そしたら、「法的に問題に無いので公表してもいいですよ。」という対応になるはずです。
それを今回、「視察への影響はなく法的に問題ない」ことを「再発防止策を講じたり辞職しなければ公表するぞ」と言われたからと言って、強要罪として警察に被害届を出すとは、少し理解ができないところではあります。
もっとも、私も法律の素人で適当なことを言っているだけなので、市議の方々もお知り合いの弁護士さんなどへ相談の上、被害届を出しているのかもしれません!
こういう手続きを市議の立場でするのは、ハードルが少し高いように思えるので、普通は専門家の意見は聞いておきたいですよね!
是非そこあたりの、法的な解釈、専門家の意見的なところも市議の方々に発表してほしいところです!
また、記事の最期を引用すると、
一方で被害届を提出しなかった公明党の関係者は「信頼を裏切り、本人も深く反省している。今後は襟を正したい」と述べた。
とありました!
私は公明党の支援者なんですけど、被害届を出さなかったのは流石だと思いましたね!
私は上に書いたように夜にキャバクラ行くのは問題ないと思いますが、ニュースのコメントで批判されている方も沢山いるので、世間的には賛否両論ということでしょう。
皆さんもご存じの通り、公明党のキャッチフレーズと言えば、「小さな声を、聴く力」ですからね!
裏金問題も今話題ですし、連立しているとはいえ、自民党にはあまり良い印象が無くなってきましたね~。
指摘を受け「襟を正したい」という公明党の市議と、被害届を警察に提出する自民党の市議。対照的ですね!
私はこれからも公明党を支持していきたいと思います!
少し政治的な話にもなってしまいましたが、今回は以上です!