こんにちは!

 

とうとうゼロカーボン・デジタルタウンの基本構想案が出来ましたね~。イメージ図はこれみたいです!

 

 

で、今回はゼロカーボン・デジタルタウンの基本構想について調べました!要約は以下のとおりです!

 

・5,500万円の予算をかけた、ゼロカーボン・デジタルタウンの基本構想案が示されました。

・素案から変わったところは、イメージ図が出来たり、土地取得費用に市のお金がかからないことが追記されたり、エリアマネジメント組織について少し具体的になりました。

・素人考えですが、懸念としては、そもそものターゲット層が不明だったり、イメージ図のマンションがワンルームにしか見えなかったり、エリアマネジメント組織の全体的な収支が相変わらず不明で、組織が成り立つのか不明だったり、建物を1年くらいで建てるスケジュールになっているので、本当にそんなことができるのか不安なところです。

 

全般的に、高額の予算をかけて作っているので、もう少し懸念や疑問が浮かばないような構想にしてほしかったなーと思いました!まあまだまだこれからの事業なので、頑張ってほしいところです!

 

それでは、以下本題に入ります!

 

Xで小田原市がこんな投稿をしてました!

 

https://x.com/Odawara_City/status/1753319299962618333?s=20

 

ゼロカーボン・デジタルタウンの基本構想(案)がとりまとめられたようです!

住民説明会は私も行きましたが、まさしく小田原市のメインと言える事業ですよね!

 

素案が示された時の、以前の記事はこちらですね~。

 

 

ちょっと調べたら、2月2日の総務常任委員会と言う会議で報告があったようです。

 

 

資料がありましたので、前回の素案と変わったところを中心に見ていこうと思います!このpdfの17Pから始まりますね~。

 

https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/617293/1-20240201200722_b65bb7b6a20bb6.pdf

 

まず前提として、場所は変わっていないようで、少年院跡地ですね!広さは東京ドーム(約4.7ha)の半分以下ですね~。

この前見てきたら、高い塀に囲まれて、中にも建物が建ってそうでしたね~。

これは建物をや塀を取り壊すだけでもかなり大変そうです!

 

 

考え方なども変わってませんでした!

 

 

こちらは素案の時のサービスのイメージでしたが、今回は

 

イラストになって分かりやすくなりましたね~。

 

このページは新しく入ってました!街の電力は全部自前でまかなうようですね~。

私の家も屋根にソーラーパネルがついてますが、もちろん全然足りません!

全部自前となるとかなりの技術と工夫が必要になってきますね

~。

足らない部分は、エリア外の再生可能エネルギーを使用するそうです!

これは、現状どこから調達する予定なのか気になるところではありますね!素人考えでは、凄くお金かかりそうですけどね~。

 

街のイメージは、素案の時はこれ

 

 

今回はこれ

 

 

あまり変わってませんね~。交流促進ゾーンが真ん中に来たくらいでしょうか。ただ、イメージが更に追加されてました!

 

まだ一例のようですが、こうして具体的になると分かりやすいですね~。

マンションのようなものが4棟、広場、アパート、戸建て住宅のようなものが沢山あります!これは凄いですね~。

 

これもイメージではありますが、新しいライフスタイルや災害時の避難場所、自動配送ロボットや無人小型店舗などの例も出てます!

ただ、こうしたものも、2030年にはもう他でも一般的なサービスになっている可能性がありますよね~。

そうしたらまた別の最先端のサービスを見つけて整備するんでしょうか!?

 

あと、これがイメージの拡大なんですけど、広さ的に少し心配になりました!

 

 

このマンション的な建物が建つところ、こんなの建つスペースあるのかな?と疑問に思いました。

試しに、グーグルマップで距離を測ってみました。(黒塗りはお寺の名前があったので消しました)

 

 

大体125mくらいですね!マンションは少し斜めになっているものの、4棟あるので1棟の幅を30mとします。

 

 

マンションの画像を拡大してみると、横に9戸ありました。

壁や階段、設備スペースなどもあるので一概には言えないと思いますが、1戸あたり多めに見積もって幅3mくらいとすると、ワンルームになるでしょう。

ワンルームだと独身の方が基本的には住むと思うので、このゼロカーボン・デジタルタウンという先進的なまちは、所得の多い家族層や夫婦層が引っ越してくるものだと思っていたので、ワンルームマンションのようなものがイメージにあるのは意図が不明ですね!

 

今ふと思いましたが、そもそもこの街のターゲット層がよく分かりませんね。

いざ作っても誰も来なかったら意味が無いので、市場調査的なものは必要なのではないでしょうか!?

 

多分、マンションを建てる時などは、この地域がどういう層に需要があって、どこからどれくらい人が入居するから大丈夫、みたいな試算をするはずですよね~。飲食店の集客予想なんかだと想像しやすいと思いますけど。

 

そういうことが全く書いてないので、そもそもこの街にどんな人たちが来ることを市が想定してるのか分かりません!

 

もっとも、あくまでイメージ図ですので、あまり真剣に見てもしょうがないですし、もしかしたらメゾネットタイプ(中で2階建てになっているタイプ)の住戸を想定しているのかもしれませんね!

 

あと、以前の記事に書いて期待していたんですけど、「木造高層建築物」はどうしちゃったんでしょうか?

「ゼロカーボン・デジタルタウンの重要な構成要素」とされていたので、基本構想に出てくると思ったんですが・・・

 

このマンションのような建物が木造なのか、または

 

 

このエリアマネジメント組織が入る想定のような建物が木造なのか。謎は深まるばかりですね!

 

そして、事業の進め方には新しい手法が書いてありました!

 

 

「二段階一般競争入札」という手法で行う予定のようです!

そして、土地の取得費も開発事業者が負担することになるようですよ!

土地の取得費だけでも約40億円と言われてましたからね~。これがかからないとなると、反対していた方も考え直すんじゃないでしょうか!?

 

ググったら財務省のHPが出てきましたね~。現在は募集が無いんですが、過去にどんな事例があったのか気になるところではありますね!

 

 

そして、素案の段階では「まちづくり会社」とされていたものも名前が変わりました!

これは素案の段階の画像です!

 

 

そして今回は、「エリアマネジメント組織(まちづくり会社等)」となっています!

 

 

こんな感じで、具体的になっていますね~。

素案の段階では失礼ながら、収支イメージの意味が全く分からなかったんですけど、より詳細になっていますね~。

ただ、金融機関から融資を得るとか、収入、支出項目が書いてありますけど、相変わらず総額がどれくらいの見込みで、

支出がどれがどれくらい、収入がどれがどれくらい、融資はどれくらい受けられる見込み、そもそも受けられるのかどうかなどは全く不明ですので、よく分からないですね!

現段階では分からないのかもしれませんが、大体どれくらいかは分からないとマズいんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうかね!?

お金の問題はやはりシビアですので、見込みくらい出しておかないと、全くの机上の空論となってしまっているのかもしれませんよ!?

まあ、流石に、内部資料的なところではあると思ってます!そこまではこの資料には載せられないということだということでしょうね~。

 

そして、スケジュールも変わってました!これは素案の段階です!

 

 

そしてこれが今回です!

 

 

今回は、市、開発事業者、エリアマネジメント組織の3つそれぞれに分かれて、役割分担が書いてあって分かりやすくなりました!

項目としては、「接道整備」が無くなっています!一番下の「街の開発」に入ったんでしょうか!

一つ心配なのが、建物整備期間が1年くらいしかないところですね~。

イメージはこれでした!

 

 

これを1年で全部作るのは至難の業ではないでしょうか!?

一般的な分譲住宅みたいにもう型が決まっているなら同じものを突貫工事で作れると思いますが、新しいコンセプトのまちですからね~。

しかも、家はともかく、マンションのような建物も木造で作るとすると、あまり早く作れるような気がしませんよね。

 

調べたら、一応木造マンションは例があるみたいですけど、なかなか普及はしてないでしょうし!

 

 

また、2030年度末、2031年3月にまちびらきを済ませるとなると、それ以前に住民の引っ越しは住んでいるんでしょうか?

そうすると、一斉に引っ越しはできないはずなので、もっと前から住んでもらうとか、段階的に区分けして引っ越してもらうとかしなければならないので、この建物整備が1年くらい、というのはかなり心配で、詳細も不明なので実現性があるのかどうか?

とも思っちゃいますね~。

 

もし本当に1年で出来たら、私は石垣山一夜城を見た北条家くらい驚きますよ!

 

まあ、私もこんなまちづくりなどは全くの素人なので、知識のない素人がいろいろと考えても間違っている可能性も高いので、恐らくは大丈夫なんでしょうね!

 

でも、私のような素人にこうしていろいろと懸念を持たれるのは、少し残念だな~と思いましたね!

 

この基本構想には、5,500万円の予算がかかっているので、私のような素人からは何の疑問も持たれないようなものになると思っていました!

 

いずれにせよ、これからもゼロカーボン・デジタルタウンは進んでいくと思いますので、期待してチェックしていきたいと思います!