こんにちは!

 

今日も小田原市のHPを見ていたら、気になるものを発見しました!

 

 

この左下の「小田原市AIチャットボット」です!

ちなみにこの可愛いキャラは、「梅丸」という名前みたいですね。

 

 
気になって押してみました!

 

 

AIチャットボットが出てきました!

今まで気づきませんでしたが、こんなのあったんですね~。

ChatGPTが少し前から話題になっていますが、そんな感じなんですかね!

 

試しに、市長について聞いてみましょう。

 

 

???

 

明確な回答がありませんね・・・

次は、小田原市の魅力を聞いてみました。

 

 

??????

 

引っ越しや土壌汚染について聞いてないんですが、よく分かりませんね。

検索結果を見ると、こういう使い方じゃなくて、生活上の話を聞くシステムなのかもしれません。

ゴミ収集日を聞いてみました。

 

 

3~5番目にゴミに関する回答は出ましたが、1、2番目は接触確認アプリの内容でした。

でもこの接触確認アプリ、運用が中止されたとニュースがありましたね。

 

 

古い情報なのでしょうか?今度は市役所へのアクセスを聞いてみました。

駅からちょっと遠いんで、バスとか出てくるのかなと。

 

 

マイナポータルの話とか全くしてませんが・・・

もうちょっと簡単に、引っ越しについて聞いてみましょう。

 

 

完全な回答ではありませんが、なんとか回答にはなってますね。

今度は保育園について聞いてみます。

 

 

ここで初めてピッタリの回答が出ました!

次は、やっぱり子育て世代が知りたい情報を聞いてみますかね~!

 

 

これはちょっと笑っちゃいました。

子供を連れていくお勧めの場所(私の子供を良く連れて行っている、わんぱくらんどなどを想定してました!)

1 ワクチン接種会場は子連れ可か

2 寝たきりの家族を病院に連れていく方法

3 斎場の授乳スペース

4 ワクチン接種会場にペット連れ可か

5 DVの避難

 

これは、大喜利なのでしょうか?

 

今までHPで何かを調べる際には、右上の検索窓を使ってました。

「引っ越し」と調べてみましょう。

 

 

「検索」をポチっとな

 

 

検索結果の上から2番目をポチっと

 

 

いろいろ出ました。正直、とんちんかんな回答をするAIチャットボットより、これで十分ですね・・・

また、AIチャットボットについて調べてみたら、こんなニュースがありました!

 

 

2021年12月1日からスタートしているようですね!

「経験をもとに学習していくAIを搭載することで『質問のゆらぎに対応したり、質問の内容により近い回答を導きだしていく』と市の担当者は話す。」

と記事にありますが、2年が経過した今も、質問の内容に近い回答は現状だと出せていないと思います。

 

システムは日本電気(株)が作ったようですね。言わずと知れた、日本有数のIT企業のNECです!

 

 

ただ、NECのシステムでこの結果は少し残念ですね!改良とかしないんでしょうか!?


いろいろとGoogleで検索していたら、

「小田原市 AI チャットボット導入に係る業務委託 基本仕様書」というものがありました!

https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/501704/1-20210916161919.pdf

 

そこで、「性能要件」という項目があり、「運用開始時点で80%以上の正答率を目指すこと」と書いてありました!

 

さっきいろいろとやってみた結果、正答率は80%どころか、かなり絞って聞かないと正答してくれませんでした!

まともに聞いてみたら、正答率は数%じゃないでしょうか!?

やっぱり改良してほしいですね!

 

それでは、この事業にどれくらい予算がかかっているのか、調べてみましょう。

いろいろと調べた結果、業務委託契約の入札結果が市HPに載ってました!

 

 

まずは令和3年度中の、導入の経費ですね~!

 

 

約740万でした!また、維持費については令和4年度の方に載ってました!

 

 

約450万でした!

 

厳しいことを言ってしまいますが、HP右上の検索窓より全然使えないので、毎年450万かけて維持する必要はありませんね~。

 

ニュースの記事で、

 

「これまで市では、電話やメール、市長への手紙への回答、市HPの『よくある質問と回答』で市内外に情報提供を行ってきた。問い合わせや質問に自動応答するプログラム『チャットボット』を導入することで、24時間365日対応が可能となり、市民や観光客などの利便性向上を図る。」

 

とありましたが、そもそも市HPからこのチャットボットに入るので、右上の検索窓から検索すれば初めから「24時間365日対応」は可能ですよね!

 

小田原市は、もっと使えるように改良するか、それとも辞めるのか、どちらか選択した方が良いと思いました!

 

デジタル化に向けていろいろとチャレンジするのは良い試みだと思いますが、よく効果を確認しないといけませんよね!

しかも市HPのトップページにあるので、目立ちますし!

 

最後に、小田原が目指すまちについて聞いてみました!もちろん「世界が憧れるまち」ですよね!

 

 

・・・「この中にはない」をポチっとな

 

 

梅丸が謝ってくれました!それでは、今回は以上です!