こんにちは!

 

今日は小田原市の政策監について、紹介していきたいと思います!

 

まずは、どういう目的でいらっしゃるかが大事ですよね。実は、このHPから小田原市の条例を調べることができます。

私は残念ながら小田原市役所は採用試験に受かれなかったんですが、別の市役所に勤務しているので、いろいろこういうことを調べることができます!

 

 

「小田原市政策監の設置等に関する条例」によると、第2条で「市長に直属して市政運営における重要施策に関する調査、調整等を行わせるため、政策監1人を置く。」とされています。

 

守屋輝彦さんが令和2年5月に当選され、政策監は令和2年6月に任命されていますね。

守屋輝彦さんが当選後に、いろいろな政策を実現するために懐刀が必要になり、条例を作って任命されたのでしょう!

どう言う方なのかというと、この記者発表資料に載っています。

 

 

 

タウンニュースのHPには、写真付きで載っていますね!

八木大二郎さんという方のようです。

 

記者発表資料に載っているデータに、経歴も載っていました。

 

(学歴)

明治大学大学院ガバナンス研究科修了

 

(経歴)

城山町職員 

城山町議会議員 

城山町長 ※相模原市との合併により退職 

相模原市議会議員 

神奈川県議会議員 

一般社団法人 相模政経懇話会 理事長

 

のようです!

 

 

相模原市あたりの出身のようで、このタウンニュースのHPによると、平成30年には相模原市長選挙に出馬されていたんですね!

高校は城山高校という高校で、

 

 

このHPによれば、偏差値は43のようです!

また、大学は分かりませんでしたが、守屋輝彦さんと同じように大学院に行ってらっしゃいます。

 

 

大学院なので偏差値はありませんが、明治大学となると、偏差値は60くらいでしょうか!凄いですね!

 

 

経歴は、相模原市と合併する前の城山町の職員から町議会議員になり、なんと町長もされていたようです!

その後、相模原市と合併して相模原市議会議員になり、神奈川県議会議員にも当選していらっしゃいます。

 

 

 

相模原市と言えば、政令指定都市として有名で、人口はなんと72万人!

小田原市の約4倍の人口の大都市で市議会議員や県議会議員をしていたなんて、凄いですね!

 

https://www.pref.kanagawa.jp/documents/7577/164194.pdf

(pdfです!)

 

平成23年の県議会議員選挙の結果を見てみると、相模原市緑区の選挙区でトップ当選してますね!凄いですね!

 

また、この平成23年とは、なんと守屋輝彦さんが県議会議員選挙で当選した時と同じです!

この時からの繋がりなんでしょうかね!

 

試しにtwitterで検索してみたら、守屋輝彦さんからの応援メッセージがありました!

 

 

県議会議員の同期として、応援されています!大ちゃん、と呼ぶ仲なんですね!

この県議会議員の同期の2人が、今小田原市のために活躍されていると思うと、面白いですね!

 

さて、この政策監がどのように小田原市議会で説明されているか調べてみます。

市議会の会議録は、どの自治体でもHPで公表されています!

 

 

令和2年6月定例会において、宮原さんという議員から質問を受けて、守屋輝彦さんが答えています。コピペしてみます!

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この小田原市政策監に関して、まず、なぜこのような職を設置するのかという質問に関してでございます。

本市は、これから20万人の都市を目指して様々な政策を打っていく。例えば企業誘致をはじめとしまして、小田原になるべく人をたくさん呼び込むような取組を進めていきたいというふうに考えておりますし、さらなる広域連携、それから国や県との連携強化など、スピード感を持って取り組む必要があると考えております。

これらの取組は、今までの本市の取組を基礎として、さらに一歩進める形で取り組まなければその成果はなし得ないというふうに考えます。

このため、様々な団体との対応や調整といった業務が、これまで以上に増えるだろうというふうに考えます。

もちろん、このような取組は、私自身がまず先頭に立って取り組んでいくということでございますけれども、私のサポート役といたしまして、政治経験など幅広い経験、それから学識を有し、能動的・機動的に活動する職員が必要となるという考えから、政策監を設置したいと考えております。
もう一点が具体的にどのような業務・仕事を行うのかということでございました。

現時点で想定している職務は、「世界が憧れるまち“小田原”」を目指して、先ほど申し上げました企業誘致に向けた取組であるとか、さらなる広域連携、国や県との連携強化に向けた様々な団体との対応や調整、そして重要案件であります新病院建設に関する新たな支援施策を含めた国や県との調整のほか、アドバイスを含む様々な角度から私をサポートしていただくことを想定してございます。

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ちょっと長くなってしまいましたが、20万人の都市を目指して様々な政策を進めていくために強力な人材が必要ということで、八木大二郎さんが抜擢されたようですね!

やはり神奈川県議会議員時代から、その実力を発揮されていたので小田原市に必要だと思われて任命したんですね!

 

ここで、小田原市の人口を見てみましょう!

 

 

守屋輝彦さんが就任される令和2年5月の人口が大体18万9500人くらいで、現在の人口は18万6808人くらいです。

残念ながら3年の間に、大体2700人くらい減ってますね!少子高齢化社会なので、なかなか人口を増やすのは難しいと思いますが、これからに期待しましょう!

 

会議録を見ていると、なかなか興味深いことが書いてありますね!

 

令和3年3月予算特別委員会では、鈴木のりおさんという議員から、

 「いわゆる政策監の給与といいますか、報酬といいますか、これはどのような形でどこに載っているのか、金額と併せてお示し、御説明をいただきたいというふうに思います。」という質問が出ております。これに対しては、

 

「そこの給料、その差額の計607万2000円、それから期末手当254万3000円、それから地域手当60万7000円。こちらが、差引きしますと、政策監の年間の給与費になるという形になります。」と回答されてますね!

全部合計すると922万2000円でした!

 

 

こういうHPで調べてみると、

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国税庁「民間給与実態統計調査(2019年分)」によると、給与が900万円以上の人は全体の6.7%であり、年収900万円に当たる人は1.9%しかいません。

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とあって、国内でもかなり上位のレベルであることが分かります!

 

令和3年6月定例会では、小谷さんという議員から、

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大項目4、(1)政策監について。
政策監任命から1年。年収約1000万円の部長副部長級の賃金水準ですが、この1年間の政策監の業務内容と、費用に対しての成果についてお伺いいたします。

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と質問がありまして、守屋輝彦さんからこう回答されてます。

 

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次に、政策監の業務内容とその成果について質問がございました。政策監はこれまで、私に直属して幅広い分野で調査・調整を行うなど、重要な役割を担ってまいりました。

幾つか例示をいたしますと、一層の企業誘致を図るため、条例改正による支援策の充実強化のほか、工業系地域への誘致の受皿となる保留区域の整備推進、さらには、本社機能の移転を含めた商業系地域等へのオフィス誘致策の検討といった取組。

また、デジタル化によるまちづくりでは、スーパーシティ応募への調整や、国のデータ連携基盤構築に関する第一人者の本市デジタル政策最高顧問への就任要請、デジタルデバイド解消に向けた市内デジタル事業者との連携推進。

そして、公民連携に関しましては、市の事務事業に民間の専門的知見を活用するための制度化の取組や、民間企業や若者・女性との連携を図る拠点である「おだわらイノベーションラボ」の開設に向けた取組、また、キリンホールディングス株式会社と富士フイルム株式会社との包括連携協定締結等、もろもろの取組に係る検討・調整などが挙げられます。

このような様々な分野で、市の重要な政策の推進役として着実に成果を上げているものと考えております。

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令和4年9月定例会では、鈴木あつこさんという議員から、

 

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 政策監というポストは、守屋市長が新たに創設したもので、市長のみがその進退を決定することができます。私は、1000万円近い歳費を支給する重要なポストに対して、議会で精査することもできないような条例は通すべきではないと判断し、政策監設置の条例には反対いたしました。
 初めの説明では、市の指揮系統には関与しないという説明を受け、市長の私設秘書のようなイメージを持ちました。議会答弁に立たないというスタンスも疑問です。ゼロカーボン事業で竹中工務店の視察に、副市長は立ち会わず政策監が同行したということですが、重要なお仕事をされているということだと思いますが、その仕事ぶりは全く見えてこないというのが実情です。
 そこで、(1)再任の理由について。
 (2)改めて、副市長と政策監の職務の違い。
 (3)市民の声については、「今までなかった役職」、「税金を支払って雇っている」、「市長のブレーンが増えているはずである」、「成果があって当然のはずである。しかしながらその成果は見えてこない」、「何につけても予算がないという小田原市の財政で、実際、小田原市にとって政策監を置くことは必要であるのか」など、大変耳の痛い、厳しい御意見をいただいております。そうした市民の声について、本来、御本人に伺いたいところですが、答弁はかないませんので、条例を設置した市長のお考えをお伺いいたします。

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という質問がありまして、守屋輝彦さんがこう回答しています。

 

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次に、大項目2、政策監についての御質問につきましては、通常のとおり一つ一つお答えするのではなく、職務内容等について一括で述べさせていただきます。
 政策監は、市政運営における重要施策の実現に向け、スピード感を持って取り組めるよう、地方公務員法の規定に基づく特別職として、設置条例を議決していただき、設置したところでございます。
 政策監の職務は、特定の課題に関して、対外的な交渉を含め、市長の指示の下、自ら能動的・機動的に調査・調整を行うものであり、市の業務全般を分担して掌握し、監督した上で、庁内を取りまとめ、組織的な意思決定に大きな役割を担っている副市長と異なる立場であります。
 政策監は、これまで、企業誘致ではオフィスの誘致に関する支援策の強化、デジタルまちづくりではスマートシティ推進事業やゼロカーボン・デジタルタウンの推進、公民連携では新たな民間提案制度の試行などをはじめとする本市の重要な政策の推進役として、成果を上げており、私には、政策監の設置について、肯定的な意見が寄せられております。
 引き続き、「世界が憧れるまち“小田原”」の実現に向け、今後も、政策監には、本市の重要な政策の推進役として、一翼を担っていただきたいと考えております。

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なかなか厳しい意見も多いようなのですが、やはり小田原市の政策を進めていく上では、必要な方なんですね!

これからも小田原市を応援する私としては、守屋輝彦さんも八木大二郎さんも応援していきたいと思います!