家を出るとき、戻るとき。 | 記憶に残る人生を過ごせ
あらさかの 神のみ酒を
飲げと 言ひけばかもよ
我が酔ひにけむ
“神の酒を飲めと勧めるから酔ってしまった”
料理酒として使います。
料理、得意ではないけど好きなのです。
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B型クッキング、超適当。
***
母は死ぬ間際まで家を出たいと言っていた。
私もそうなるのだろうか、
だったら早くひとりになろうと思ってた。
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以前書いたことがあるのだけど
あの家から離れたくて、出ていきたくて
年明けに「今後は離婚前提で」と告げた。
父が亡くなり居場所を失ったときは絶望した
"実家はなくなる、でも自宅に戻るのはイヤ"
5月はずっと家を出ることばかり考えてた。
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その自宅に戻る覚悟を決めたきっかけは
母の誕生日翌日から7日間のあの高熱。
ひどい汗で何度も起きる、悪寒と倦怠感。
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家族というものについて考えていたら
拠点、というものにたどり着き
今はここに住めばいいんだなと気づく。
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家族のかたちに変化もあった。
毎日同じように食卓を囲む、
というシステムがなくなった。
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実家の家族もそうだった。
母は帰るのか帰らないのかも分からない
私も高校からはほとんど家に居なかった。
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父はそれが寂しかった、といったけど
私はあのシステム大好きだった。
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週に数回作りたいもの作って食べて
ひとりで、もしくは誰かと食べて
部屋を少しずつ片付けている。
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まあなるようになるだろう、という気持ち。
父の終末期に関わっているうちに
家族というチームのおもしろさを知った。
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出来れば家とか土地とか持ちたくない、
焦らず少しずつ変えながら暮らす。
もうどうなるか分からないくらいでいい。
昨日作ったのは手作りの豆乳蒸しパンに
カルボナーラ風トーストアレンジ。
時間切れ、行ってきます。
愛と光を送ります、届きますように。
![](https://ln.ameba.jp/v2/ra/zBymKrvv?qat=view&qv=1-66-0&qpi=article_blog-entry&qr=&entry_id=%2212807590464%22&blogger_ameba_id=%22sekaiba%22)
![](//sy.ameblo.jp/sync/?org=sy.ameblo.jp&initial=1)