そうか、もう君はいないのか | 記憶に残る人生を過ごせ

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仕事してます、子供います。

趣味はバターコーヒー、お灸。読書とバレットジャーナル。消しゴムはんことミシン。瞑想しながら寝ちゃうこと。私は何がしたいんだろう。

とにもかくにも、記憶に残る人生を過ごせ。


そうか、もう君はいないのか


 ふとしたときに

「そうか、もう父はいないのか」と思う日々


 


画像を見ると甦る、父がいたときのこと
在宅での終末期介護が始まって2週間後、
夜桜の会に招かれたときの写真をいま載せる。


動けなくなってく父と向き合ってた頃は
つねに嗚咽をこらえているような状態で
いつも喉の奥が苦しくて仕方なかった。


この会への参加のあとは
6月までの仕事以外の予定をすべて白紙にして
これが最後、そして始まりと覚悟した。


この日はもつ煮をたくさん食べてたのに
翌日には固形物を受け付けなくなった父。
代わりになぜか私の食欲が止まらなくなった。


翌朝が早いので私だけ先に失礼して
このあとネカフェに移動し泊まったのだけど
そのときも夜食を吐くほど食べました。


有名なこの言葉をいつも読み返してました

思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。


"思考や言葉はいつか現実になる"
なにも考えないように、
言葉にしないように最大限に気をつけた。


そんなことしても流れは止められないのに
そうすれば少しは良くなるような気がして
毎日、瞑想みたいに頭のなかを黙らせた。


そうするうちに頭のなかの黒いモヤモヤが
どんどん消えてなくなっていくのが見えて
最期を迎えた頃には少しも残っていなかった

昨日ふと気づいてみたら

私の異常な食欲もすっかり落ち着いていた。

なんだかさみしい。




「生きてる限り、流れは止められない」

自分のなかが空っぽで、身体が軽いです。

愛と光を送ります、届きますように。