容疑者Xの献身 | 世界一周じゃらんじゃらん

世界一周じゃらんじゃらん

旅行大好きで旅行会社に就職!
そんなベタな私が「いつか行けたらなぁ・・・」と
思っていた世界一周一人旅!!
ようやくその「いつか」がやって参りました!
何よりも安全第一。ビビリモードで国から国へ!
なんちゃってバックパッカー!
せっせと行って参ります!


アテンション!



・・・いや、アテンションなのは、むしろ私の体調だっつーの。

と、自らツッコみを入れたくなるほど、だるーい感じが続いております・・・



どんくらい、だるーい感じかというと

仕事なら100%行くけど、

体育の授業は100%休むレベル。

(伝わるか、これで?!)



まぁ、でもペンション内藤の広々とした部屋で

だら~っとしてられるので、だいぶ良くなりました。


ホステルタレスにしようか、ペンション内藤にしようか、だいぶ迷ったのだけれど、

不親切だけど、宿泊客が全然いないであろう内藤を選んで良かった・・・


内藤に置いてある昔のジャンプはほぼ読破しました!




今回はそんなジャンプの感想・・・





じゃなくて、

またまたケイゴリンの感想文です!

いつものことながら、かなり偏った個人的感想となりますので

どうぞ、ご了承くださいませ~!!







容疑者Xの献身

東野圭吾





うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・

やっぱり、この話は最高です・・・



「好きな作家は?」って聞かれて「東野圭吾」って答えるのが

なんかベタ過ぎて嫌なように、

「好きな作品は?」って聞かれて「容疑者Xの献身」って答えるのも

いかにも!って感じで嫌なんだけど・・・




やっぱり東野圭吾が!

容疑者Xの献身が大好きだーーーー!!!





南米に入ってから、なかなか本が手に入りずらいので、

ゆーっくり読もうと思ったんだけど・・・

やっぱり一度読みだしたら止まらなかったよ・・・



何回読んだんだよ、これ・・・って自分でも思うんだけど

何回読んでも、いい!最高!!!






映画化もされている超有名な作品なので、

ここで今更私が説明を入れる必要もなさそうですが、一応説明を・・・







容疑者Xの献身は、東野圭吾の人気シリーズ「ガリレオ」の中の1作品です。



ガリレオとは、天才物理学者・湯川の別称ですが、

今回はそんな湯川の大学の同級生で、数学の天才と謳われた石神が

湯川と対する形で登場します。




物語は、石神が思いを寄せる隣人・花岡靖子と、その娘・美里が

かつての靖子の夫だった男を、衝動的に殺してしまうところから始まります。


鋭い洞察力から2人が殺人を犯したことを知った石神は、

どうにかして、2人をこの事態から守ろうと、

その頭脳をフル回転させ、死体の処理などを行うのですが・・・

まぁ、頭がいいのなんのって。



先の先の先の先の先まで見越している石神が紡いだ糸に警察は絡め取られ、

操作は一定の所で止まったまま、右にも左にも動かなくなります。




そこで登場するのが

ガリレオこと、湯川なのですが・・・




今回は、同級生・・・しかも、彼の人生の中で

好敵手と呼ぶに相応しい石神が絡んでいるということで、

湯川もかなり揺さぶられていました。




でも正直、この作品は湯川が主人公ではありません。

石神です、石神!





もちろん、湯川がいなければ、事件の真相は明かされないのですが・・・

石神という男の頭脳と、愚直すぎる性格がこの作品の魅力の大半なのではないでしょうか。




恋人でもない花岡靖子母娘に何の見返りも期待せずに

当たり前のように献身的に守ろうとする姿に、胸が熱くなります。




この作品は読者だましや、トリックもすごいですが、

それ以上に石神の人間性が際立っていますね・・・。




彼のした事は擁護すべきことではないのですが、

名作、というべきミステリー小説だな。と私は思っています。




なもので、




この作品が映画化されると聞いた時は

「ぎゃーーーーー!!絶対観ない!!!」

と思っていたのですが、



映画も、めっちゃ良かったです!!

(結局気になって、観ちゃったw)




堤真一さんって、あんなに男前なのに

冴えない中年男の役を演じると、そう見えてくるんだから

すごい役者さんですよね・・・



やまとなでしこの時も驚きましたが、

まるで石神の生き写しのようで、びっくりしました。

(いや、石神は実在する人物ではないので、

そんな風にいうのも、変なのですが・・・本当に生き写しだと思いました)






小説も、映画も本当に素晴らしいので、

まだな方は、ぜひ手に取ってみて下さーーーーーい!!








あ、でも、一応言っておきますと

基本的に私は小説や漫画の映画化・実写化は反対派です。







というわけで、叫ばせていただきます。







BLEACH、ハリウッドにて映画化決定?!

久保先生!本当はやまらないでーーーー!!!